ローマ亡き後の地中海世界(上)

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著者 : 塩野七生
  • 新潮社 (2008年12月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103096306

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村上 春樹
塩野七生
村上 春樹
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ローマ亡き後の地中海世界(上)の感想・レビュー・書評

  • ローマ帝国滅亡後の地中海についての話ですが、内容はサラセン人(北アフリカのイスラーム教徒)海賊による地中海沿岸各地に居住するキリスト教徒への略奪と、それに対するキリスト教徒側の対応がメインです。作者が歴史家ではなく小説家であるため、普段歴史家が見落としがちなが書かれてあり、読んでいて非常に参考になる一方、所々に歴史的な間違いもありました(カール大帝の父をカール・マルテルとしたり)。しかしそれでも“歴史学”という、科学として何かを明らかにしなければならないという制約がないため自由闊達に書かれてある印象をもちました。例えば46ページ「「暗黒の中世」と後世の歴史家たちは言う。その一方では、中世は暗黒ではなかった、と主張する学者たちもいる。だが、少なくともイタリア半島とシチリアに住む人々にとっては暗黒以外何ものでもなかったのが、彼らが生きた「中世」なのであった。」という言葉は、より活発な面ばかりにスポットをあてがちな歴史家の性では、なかなか出てこない言葉ではないでしょうか。また、歴史教科書には触れられない「救出修道会」や「救出騎士団」の活動も知ることができました。海賊に拉致され、イスラーム世界で奴隷として酷使されていたキリスト教徒を救出するために設立された2団体の活動についてですが、この本は新聞で麻生総理も買ったと書いてあり、総理にはぜひこのくだりを読んでもらいたいものです。しかしキリスト教徒たちが自身の“兄弟”たちの救出に熱狂していた一方で、海の向こうではインディオや黒人たちを奴隷として使役していたという現実は、信仰の限界と皮肉を感じます。

  • 塩野七生さんの「ローマ亡き後の地中海世界」を読み終わった。
    彼女の著作を読む上でのバックボーンを構築し、ガイドラインにもなるという、塩野七生ファンには重要な本となりそうだ。
    細切れの時間を使って読んでいたので、えらく時間がかかってしまったが、それでもやっぱり、感慨は深い。

    8世紀から18世紀までの地中海世界でのオスマントルコとキリスト教諸国との千年にわたる葛藤を大きく描いている。
    一神教を奉ずるこの2大勢力は、その原理主義に従って、互いに略奪、拉致、暴虐を永きにわたって繰り返してきた。海は地中海全体、陸はウィーン近郊に迫るイスラムの伸張に歯止めをかけたのが、有名なレパントの海戦だ。世界史の教科書には、キリスト教側の主役として、法王庁とスペイン国王の事は描かれているが、実際に勝利の立役者になったのは、原理主義から離れ、ルネッサンスの花開いた、ベネチアの船と将兵だった。

    ここがまさに、塩野七生さんのテーマであるといえる。
    その締めくくりに書かれてある内容に胸を打たれた。
    「現代のイスラム諸国とキリスト教諸国を分けるのはルネサンス時代を経たか、そうでないかという違いである」と彼女は述べている。

    そのとおりかもしれない。
    翻って日本を考えると、他のアジア諸国と違って、日本は、ヨーロッパ同様に封建時代を経験し、江戸時代という、人間を見つめる芸術が花開いた時代を経験した。
    なんと幸せで豊かな過去をもつことができたのかと思う。

    自由と人間の大切さを忘れた国民は危機に弱い。
    それは世界の歴史が証明してきた。
    日本は今、どちらなのだろう。
    忘れかけているけれど、しっかりDNAに刻み込まれてると、ボクは思っている。
    だから、今度の危機も日本は強く立ち向かえるし、最後には勝つと信じていられる。

  • ローマ帝国が滅び、イスラム教徒(サラセン人)が進出した地中海世界の話。
    イスラム教徒の海賊が跋扈する地中海。ローマ帝国が滅んだ後、キリスト教徒はいかにしてイスラム海賊に耐えたのか?
    イスラムの海賊が、19世紀前半まで拉致したキリスト教徒を奴隷にしていたというのは知らなかったです。

  • 塩野七生女子にしてはマイナーなテーマを選んでいる。

    地中海でイスラムの海賊が長年にわたって荒らしまわって、その勢いはイタリア占領の一歩手前まで行ったことを知らなかった。

    知っているのは、トゥール・ポワティエの戦いでキリスト教側がイスラム勢力をくい止め、ヨーロッパが救われたということだけ。

    十字軍のずっと前から始まり、18世紀まで続いていたことはマイナーなテーマどころか、キリスト教世界にボディーブローのようにダメージを与えてきたことは中世を知る上で欠かすことの出来ない歴史だろう。

    塩野女史の大好きなオトコマエの英雄は登場しないが、サラセン海賊に光を当ててくれたお陰で、中世が俄然面白くなった。

    ぼくがヨーロッパを旅行して強く感じたことは「恐怖」だった。

    それは、モンゴルによる恐怖であり、蛮族に押されて移動してきたゲルマンであり、北の海から襲ってくるバイキングであると思っていたが、南から襲いかかるサラセンの海賊の恐怖もあったのだとこの本で知ることが出来た。

    今年は北アフリカから大挙押し寄せてくる難民問題がクローズアップされたけれど、地中海を南から北に吹く季節風が大きく影響しているんですね。

    難民たちがボートに乗ってヨーロッパに渡るには夏の季節がチャンスなんですね。

  • これは歴史の教科書だ。歴史上の人物にフォーカスされず、歴史そのものが書かれている。読み進めるのが辛い。。今さらながら、ユダヤ、キリスト、イスラムという順番で宗教ができたのを知った。イスラム新興宗教で勢いがあったらしい。勢力を広めるうちにキリスト教の国々への海賊行為や拉致して奴隷にしたりしているうちに、お互い一神教なので衝突していってしまったようだ。

  • この本で初めて奴隷救出のために何百年間も活動を続けた修道会や騎士団が存在したこと、その活動で何十万人も救出されたことを知りました。地中海での海賊被害を強く実感して、中世の地中海世界への認識が変わりました。

  • ローマ亡き後の地中海世界を彩るキーワード「神聖ローマ帝国」「イスラムの台頭」「海賊」「イタリアの海洋都市国家」「十字軍」をつなぎあわせ、ひとつのストーリーとして書き下ろした歴史書である。

  • 中世の地中海世界。
    自分の知らなかった歴史の一端を知れて満足。

  • ローマ帝国の崩壊後の混沌とした地中海沿岸世界(ここでは主にイタリア)と、北アフリカに勢力を伸ばしたイスラム教との関係を軸に中世前半のキリスト教とイスラム教の関係を明らかにしてゆく。
    上巻は西ローマ帝国崩壊後に未だに東ローマ帝国支配下にあった南イタリアとシチリアに、北アフリカのサラセン人がイスラム教の聖戦という名目で海賊行為を拡大して言った様子が描かれる。海賊といっても、金品略奪だけでなく、殺戮と住民の拉致を行い、拉致したキリスト教徒を北アフリカの海賊立国都市で奴隷として使っていたことや、それを首長(アミール)が容認していて国家としての事業であったこと、それに対して、領地を守るべきビザンチン帝国を全く機能していなかったことなどが細かく書かれている。7世紀から8世紀のイスラムの海賊にやられっぱなしであったキリスト教勢力の実情を考えれば、イスラム勢力をポワティエの戦いで破り、西欧を守ったシャルル・マーニュ(カール大帝)の功績が今日まで大きく取り上げられるのもうなずける。西暦800年、フランク王シャルルは時の法王レオ三世により、神聖ローマ帝国皇帝の称号をさずけられるが、このことはイタリアを含む西欧世界のビザンチン帝国からの決別となる。今までの世界史ではこのあたり、というか中世は混沌としていて、一貫性がなくわかりにくかったけれど、海賊被害という点から見ると、いかに中世の産業・文化がローマ時代のそれよりも後退したか、なぜ暗黒の中世というのかがわかる気がする。
    中国なら三国誌の時代、日本なら戦国時代なのかな?でも、キリスト教世界は常に外敵の危険を抱え、それに対して防御となる大きな力がなかったことが一番の問題だったのだろう。
    キリスト教の指導者であるローマ法王と世俗界の指導者達は、独善的な信仰心と支配欲でもって大局を見据えることができなかった。それに対し、合理的でより民主的であったイタリアの海洋都市国家(アマルフィ・ピサ・ジェノヴァ・ヴァチカン)がイスラムとの交易をしながらも自国の防衛に組織的に対応していたことで、繁栄していたのだ。この本では同時にシチリアという島が地中海の覇権を左右する大きな鍵であったこと、そしてそのシチリアがイスラムに支配されてからというもの、独自の共生路線でキリスト教徒と融合していたことなどがとてもわかりやすく書かれている。とにかく情報量が多いので読むのに根気を要するが、それでも歴史書に比べたら大変読みやすい。いつの間にか読み進んでいた感じ。でも、途中あまりにも単調な海賊行が繰り返しなのに辟易するが、それは作者とて同じこと、かなり割愛しているらしい。ああ、中世に生まれずに良かった!

  • ローマ帝国が亡びた後の、いわゆる中世はイスラム海賊が地中海に進出し、跋扈していた時代だった! シチリアを巡る60年近い、キリスト教国ビザンチンとイスラムとの攻防戦、そして約200年のイスラム勢力下、その間のイスラムのキリスト教政策は興味深いです。(イスラムへ改宗されると税金が減るので、あまり推奨しなかった!)イタリア半島が如何にイスラムの脅威にあったかは想像してもいませんでした。それに対抗する意味でも4つの海洋都市国家アマルフィ、ピザ、ジェノヴァ、そしてヴェネティアがライバルとして競いつつ、イスラムに対抗。それがイタリア海軍の4つの紋章にとは、今のイタリアの国力を見ると考えられないことです。イスラムからの救出騎士団のノラスコの1220年代の活躍(アルジェからバレンシアまでの帆も櫓もない小舟での帰還、アラゴン貴族の娘テレーザの救出談など)、実にドラマティックで映画にできそうな話でした。

  • 十字軍物語で、塩野七生さんのファン?になり、その後ローマ人物語で、ローマ帝国にのめり込む。
    ローマ帝国のその後に興味を持ち、この本も読み始めました。
    ローマ帝国の末期が継続されており、中世とはこんな時代だったのか、と認識させられた。

  •  ローマ人の物語、十字軍物語を読んでからの本書。読む順序が少しおかしいかもしれないけれど、面白く読めた。
     中世の宗教対立と経済的な要因、政治的野心が複雑に絡み合った混沌は、現代の社会に通じるものがある。人間は進歩していないと悲観的になると同時に、いびつな形にしろ宗教対立を乗り越え繁栄したシチリアの例などは私たちに希望を感じさせてくれる。
     個人的には「救出修道会」と「救出騎士団」が抱えた矛盾が心に残った。無力な奴隷を助ければ助けるほど、海賊へインセンティブを与え、海賊の被害者が生じてしまうという矛盾の中にありながらも、二つの集団は数百年に渡り活動を続けるという選択を選ぶ。
     この本と直接関係ないけれど、現在の北アフリカの状況が頭によぎった。先進国が民主化に手を貸そうとした結果、資金武器がテロリストに渡り、治安や経済が乱れ、国民はより貧困に苦しみ、より外国からの支援が必要になるという矛盾が生じている。自分たちも楽ではないのだし、「敵」を利するような寄付や開発援助を継続すべきか...
     アルジェリアの事件で北アフリカへの関心が高まっている時期に読めてよかった。

  •  本書は、「ローマ人の物語」(全15巻)の続編として、ローマ帝国崩壊以降の地中海世界の興亡を描いた書であるが、とにかくおもしろい。「ローマ人の物語」では、「ユリウス・カエサル」を描いた2巻が最高に面白く、おそらく著者もそこを一番書きたかったのではなかったかと思わせるものであるが、本書も、歴史のダイナミズムを教えてくれるものであると思った。
     本書では、西ローマ帝国が滅亡した紀元476年以降を描いているが、「イスラムの急速な拡大」や「十字軍」、「海賊」等々、内容は詳細だが、おもしろく、地中海の風景が目の前に浮かぶような文章だと感じた。
     この時代のイスラム教とキリスト教の対立はなんとすさまじいものか。延々と戦い、延々と殺しあう、正義と正義の戦いだ。なんと不毛なことか。その被害の大きさには、ため息さえ出ない。人間とはなんとおろかなことか。現在でもイスラエルとパレスチナの戦いを見ると、過去を笑うことはできないと思った。人間とは進歩がないと言うべきか、代わらないのが人間だと言うべきか。
     ヨーロッパの詳細な歴史を知る機会は、あまり多くはなく、学校の歴史教科書でも数ページ程度かと思う。本書は、ヨーロッパの土台を教えてくれる本であると感じた。分厚さの割には、飽きずに読める良書である。

  • 「ローマ人も物語」の続編…

    地中海はキリスト教国と、イスラム世界の対立が続く

    「海賊」の認識がひっくり返る

    キリスト教とイスラム教の対立は永遠に続くと思わざるを得ない

    イスラム勢力圏の急速な台頭、アラビア半島から始まり、100年でペルシャからスペインまで征服、「新興の宗教が常に持つ突破力と、アラブ民族の持つ征服欲が合体した結果」」「右手に剣、左手にコーラン」

    狙われる修道院、「貧しさを徳とし神に生涯を捧げた修道僧たちが、祈りと労働に明け暮れる静けさに満ちた日々を送る宗教施設…中世の修道院ではない」
    「神に祈ったことが成就しなくても、それは信仰心が不十分である…」

    「プラスには必ずマイナスがついてくる、拉致に対する救出活動が盛んになればなるほど拉致が金になり、続いていく…」

    地中海に海賊が消えたのは、1830年フランスがアルジェリアを植民地にしてから。

  • 『ローマ人の物語』の塩野七生が1-16世紀の地中海世界(ヨーロッパ)を、木を見て樹を見ずにならないように、全体像をうまくまとめた大作。

    ◆1-5世紀 ローマ帝国の時代
    ローマ帝国による平和、パクス・ロマーナが実現した時代。ヘロドトスの「歴史」にはこうある。

    人間ならば誰でも神々に願いたちと思うことすべて、そして神々も人間に恵んでやりたいと思うであろうことのすべては、アウグストゥスが整備し、その継続までも保証してくれたのであった。それは、正直に働けば報酬は必ず手にできるということへの確信であり、その人間の努力を支援してくれる神々への信念であり、持っている資産を誰にも奪われないですむということへの安心感であり、一人一人の身の安全であった。 ― 『歴史』

    395 ローマ帝国、東西に分裂
    476 西ローマ帝国滅亡


    ◆7-10世紀 イスラム教の拡大 (キリスト教 VS イスラム教)
    ビザンチン帝国の汚職と重税により人々の間に不満が広まり、イスラム教が瞬く間に浸透する。イスラム教は死後の安心ではなく、税を払わないでよいという現世的な利点を与えた。キリスト教のように300年の歳月は必要としなかった。イスラムの海賊がキリスト教圏で破壊、略奪の限りを尽くし、安全の保証はなくなった。

    613 マホメッド、布教を開始
    635 イスラム勢、ダマスカスを征服し、首都を移転
    642 イスラム勢、アレクサンドリアを征服
    651 ササン朝ペルシア滅亡。メソポタミア地方がイスラム化される
    652 海賊のキリスト教世界への侵入が始まる
    762 イスラム勢、新都バクダットを建設、遷都


    ◆11-16世紀 キリスト教の反撃 (キリスト教 VS イスラム教)
    十字軍遠征などキリスト教の反撃が始まる。この時代における東西のプレイヤーは以下の通り。

    西の強国(キリスト教)はスペイン、フランス、ヴェネツィア共和国。
    東の強国(イスラム教)はトルコ帝国。そして背後には元。

    アマルフィの商人は、支那人が発明してアラブの商人が中近東にもたらた羅針盤を小型にして売り出した。ヴェネツィアは紙もガラスも印刷技術も発明していないが、ヴェネツィアで企業化された。海洋都市の発展も見逃せない。

    ◆17世紀以降
    ローマの次に覇権国家として軍事による世界の秩序を確立したのはイギリスだった。ゆえにパクス・ロマーナに習い、パクス・ブリタニカと言われる。

    しかしイギリスの前に大植民地帝国築いたのはスペインは、パクス・ヒスパニカとは言われない。それはスペイン人が自分以外の民族を活用する才能に欠けていたからである。インカ帝国を滅ぼしたのもスペイン人である。

  • ローマ帝国滅亡後が気になって読んでみた。

    中世はなんとも暗い時代だね。

    ノルマン人は250人ぐらいでシチリアを25年かけて征服したらしい。
    ノルマン人、すごすぎる。

  • ローマ帝国亡き後、秩序は乱れまくり。そして、泣くの何時も力無き庶民なんだよね。

  • ローマ亡き後の、地中海世界の大混乱。

  • 感想は下巻で。

  • ローマが滅んだ後のイスラムの台頭及び北アフリカでの海賊の増加の背景やそれについての対応

  • 安全と平和について考えさせてくれる一冊

    海賊対処問題で揺れる我が国に最良の答えを与えてくれる内容ではないのだろうか

    かつて「パックス」が保障した安全は無い
    暗黒の地中海を舞台にキリスト教徒、ヨーロッパ人たちの苦闘の歴史から、今我々が何を選択すべきか学べるのではないだろうか

    海外派遣の是非と国際貢献の美名の大波に揺さぶられ、本当のすべきことを我が国が忘れていることをこの本は教えてくれた

  • シリーズ終わったとおもったらまた復活してて驚きました
    後編もあわせてどうぞ

  • 「暗黒の中世」名も無き庶民にはキリスト教の締め付けの他、北アフリカのイスラム教徒の海賊行為に悩まされていたとは。海賊が「産業」となっているのは今のソマリアと同じですね。他に生計の道がないという点で。「イスラム教」がなぜ広まっていくのかという仕組みも少しわかったような気がします。思いがけない視点からの本でとても面白いです。

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