白洲正子のおしゃれ: 心を磨く88の言葉

  • 新潮社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103107224

作品紹介・あらすじ

白洲さん、教えて。おしゃれとは? 美しさとは? そしてより良く生きるとは? 「ものは程々に投げやりなのが美しい」「身につくというのは、ふだん着にきること」「洗いざらした物でいい、只つねにつねに隅から隅まで清浄でありたい」……おしゃれとは何か、趣味がいいとはどういうことか、そのための心構えとは? 美の目利きによる、潔く生きるための知恵に溢れた至言集。愛した着物や帯も多数カラー収載!

感想・レビュー・書評

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  • 白洲正子さんが好きで借りました。絶世の美女というわけではないけれど、白洲次郎さんという素敵な男性と結婚して、おしゃれで個性的な生き方をした女性だと思う。そんな趣味の良い着物の写真と素敵な写真の数々を楽しめました。

  • 白洲次郎邸、武相荘に行ったので、借りてみました。着物に興味があまりないので、いまいちでした。

  • この1年くらい、コロナで外に出なくなり、一気に身だしなみに気を使わなくなってしまった。家で綺麗にする必要もないし、よそ行きの服を着ないで部屋着でいい、と随分ひどい有様だった。そんな私のだらしない日々・姿に喝を入れてくれるような本だと感じた。

    白洲さんがどんな方か存じ上げないけど、すごく凛とした女性だったんだろうなと読んでいて思った。自分の芯を持っていて、ブレない感じがする。そんな方から発せられた言葉はどれもハッとさせられた。
    例えば、(前略)人をたのしくさせる為によそおうのは、殊に女にとってはかく事の出来ない教養のあらわれである、という一文は耳が痛かった。私は、その考えを1年以上前にどこかに置いてきてしまったような状態で、今日からきちんと身だしなみを整えようと思った。着飾らなくても、清潔であることでいいと言われているのだから、家だからと気を抜きすぎずにいたい。

  • 友人と武相荘へ行くことになり図書館で借りてみた。

  • 2017.02.24

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著者プロフィール

1910(明治43)年、東京生れ。実家は薩摩出身の樺山伯爵家。学習院女子部初等科卒業後、渡米。ハートリッジ・スクールを卒業して帰国。翌1929年、白洲次郎と結婚。1964年『能面』で、1972年『かくれ里』で、読売文学賞を受賞。他に『お能の見方』『明恵上人』『近江山河抄』『十一面観音巡礼』『西行』『いまなぜ青山二郎なのか』『白洲正子自伝』など多数の著作がある。

「2018年 『たしなみについて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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