指揮官たちの特攻―幸福は花びらのごとく

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著者 : 城山三郎
  • 新潮社 (2001年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103108122

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指揮官たちの特攻―幸福は花びらのごとくの感想・レビュー・書評

  • (2002.07.05読了)(2002.06.28購入)
    副題「幸福は花びらのごとく」
    <部下たちに特攻を命じた人の最後は>
    城山三郎の「指揮官たちの特攻」を読みました。

    桜花という、人間爆弾が有ったんですね。戦闘機が爆弾を抱えて、アメリカ艦船に突っ込むというのは、知ってましたけど、爆弾を人間が操縦?する桜花というのは知りませんでした。

    魚雷、回天の航空版ということのようです。

    宇垣サンという人は、終戦を確認してから、突撃を敢行したんですね。
    (2002年7月7日・記)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    神風特別攻撃隊第一号に選ばれ、レイテ沖で赫々たる戦果を上げ散華した関行男大尉。玉音放送の後、「最後」の特攻隊員として基地を発った中津留達雄大尉。すでに家族もあり人生の機微が分かる青年であった彼ら特攻指揮官たちは、いかなる思いでその時を迎えたのか。海軍兵学校の同期生だった二人の人生の対比を軸に、隊員たちの短くやるせない日々、残された家族の長くせつない戦後を描く哀切のドキュメント・ノベル。

  • 神風特別攻撃隊・・・

    悲しい人間爆弾に任命された一番最初の人
    関行雄大尉
    母一人、子一人 そして、結婚して6ヶ月目のこ
    とだったそうです

    『天皇陛下とか、日本帝国のためとかで行くんじゃない。
    最愛のKA(家内)のために行くんだ。
    彼女を護るために死ぬんだ。
    最愛の者のために死ぬ。』


    そして、玉音放送の後、最後の特攻隊員として飛び立った人
    中津留達雄大尉 

    子供が産まれたばかりで、お別れに家に戻ったときに1日だけ抱いただけだったそうです
    責任をとろうとした宇垣司令長官のお供としての攻撃・・・
    でも、沖縄の米軍基地という攻撃目標を捨てて、とっさに岩礁と水田に墜落したのだそうです


    23歳で散った二人の大尉の1番の幸せは、家族にあったはずなのに・・・
    言葉がみつかりません

  • 内容自体はよかったです。
    著者自身が遺族と対面をしていたり、さまざまな文献を読まれたりしているだけあり
    丁寧にまとめられた作品だと思います。

    ただ、著者があまりに感情移入をし過ぎて
    フィクションとノンフィクションの境目が分かりにくくなっています。
    「ちょっと落ち着いて…」と思うことが幾度かありました。

  • 文の神 天満宮
    武の神 八幡社 その総本社が宇佐八幡宮 官幣大社として格式は伊勢神宮に次いで高い 大分県

    湊川 勝ち目の全くない戦争に赴かされることになった楠木正成の故事

  • 大分県中津に出撃前夜の特攻隊員が刀を振るって斬りつけた柱が残っている「筑紫亭」がある。
    城山三郎は筑紫亭を訪れた時。鴨居や柱に残っている無数の刀疵を見ているうちに耳には聞こえぬ叫び声がしたそうだ。

    あと一日の命。こんなに元気なのに、あと一日。
    なぜ、そうなんだ。なぜ、おれたちだけが・・・
    泣きながら振り上げた刀。酔いのためはじかれた刀、さらに激して斬りつけた刀。
    きれいごとの世界を踏みにじるように、隊員たちは白刃をかざして踏みこむ。
    おれは死ぬ、死ぬんだよ、お母さん、こんなに元気なのに。
    ごめんね、お母さん。俺の分まで達者でね、お母さん。 そして、白刃。
    なんで、なんで、おれが。なんで、えいつ!
    掛け声とも、叫びとも、泣声ともつかぬ声。
    この世にこんなことがあっていいのか、
    特攻を考えた奴は、修羅だ、特攻を命じた奴も、修羅だ・・・・・

    二十歳前後の若い優秀な士官を兵器として死ぬことを命じた軍の卑怯な将校ども。
    国の為に進んで特攻を志願したのでは決してない!!
    二度とこんな狂気な世界に日本をしてはならない。

  • 上海の会社の先輩M氏から渡された”課題図書”。
    城山三郎の文章の「〜みたり。」などの文末は好みじゃないが、特攻した人たちが17-25歳以下とは。
    23歳で既に熟練の教官かと思うと30歳の自分は大分違うなと。
    あと1)残された親や奥さん、子供さんたちの取材は共感 2)宇垣纏という長官は最低

  • 玉音放送の後、「最後」の特攻隊員として基地を発った中津留達雄大尉。残された家族は…。

  • 戦争の残酷さがよくわかった。武力行使の前に各国協議で解決して欲しい。

  • これを読んでから城山三郎に苦手意識を持つようになった。なんか文章が変?って思った。

  • 小説といるよりはエッセイ
    参考文献も多く、インタビューにに基づいて特攻について語る
    淡々と事実を語る様子がメリットでもありデメリットでもある
    初めて戦争について読むときは小説っぽいほうがいいかなと思い評価3

  • 昭和20年2月、第5航空艦隊が新設され、宇垣中将は着任早々「特令のない限り、攻撃は特攻とする」と訓示。なんたる主客転倒! 人間魚雷「回天」はじめ爆弾を抱いて死ぬ特攻兵器のオンパレード。そんな情勢の中でも中津留大尉のように「この人の下でなら、どんなことでもしよう」と心服されてた将校もいた。8月15日午後、戦争終結を知った宇垣長官は、知らされていない中津留大尉に口頭で攻撃命令を(自分も攻撃と)。大尉は沖縄に敵が居ないことから機上で終戦を知り、長官の命令に反して米軍キャンプを避け水田に突入との著者の推理が~!

  • 没有「天佑神助」。我是「美丈夫」。P51,只我们战斗默的。不说,干死。然后,国民是知道的。大分県中津市的筑紫亭。有特攻隊員的刀疵。

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指揮官たちの特攻―幸福は花びらのごとくの作品紹介

神風特別攻撃隊第一号に選ばれ、レイテ沖で赫々たる戦果を上げ散華した関行男大尉。玉音放送の後、「最後」の特攻隊員として基地を発った中津留達雄大尉。すでに家族もあり人生の機微が分かる青年であった彼ら特攻指揮官たちは、いかなる思いでその時を迎えたのか。海軍兵学校の同期生だった二人の人生の対比を軸に、隊員たちの短くやるせない日々、残された家族の長くせつない戦後を描く哀切のドキュメント・ノベル。

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