わが性と生

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103112105

感想・レビュー・書評

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  • 瀬戸内寂聴さんと瀬戸内晴美さんが「性」をテーマに語り合う、往復書簡形式の作品。
    アメトークの読書芸人の回で誰かが紹介していて、興味を抱き読んでみた。
    瀬戸内さんは晴美時代の作品は結構読んだけど、寂聴さんのはどうも仏教色が強い気がして手に取っていない。
    しかし、この往復書簡は面白かった。
    性だけでなく、まさに瀬戸内さんの「生」が描かれている。どんな時代を、どんな感性を持って生きてきたのかということが、よく伝わってきた。

著者プロフィール

1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で女流文学賞、92年『花に問え』で谷崎純一郎賞、11年『風景』で泉鏡花賞を受賞。2006年、文化勲章を受章。2021年11月、逝去。

「2022年 『瀬戸内寂聴 初期自選エッセイ 美麗ケース入りセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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