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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103112167
感想・レビュー・書評
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超超ベテラン作家の作品に私が「文章がうまい」というのもあまりにも生意気だが、「読ませる」(というのも生意気だが)。内容はもちろん興味深いのだが、それだけではない。文章の力。
美しい。端正だ。
最近では珍しく3冊並行で読んでいたのだが、抜きん出て格調があって、途中からこれだけを読み続けた。
あまりにもご本人のキャラが立ちすぎて、なんか作家ということを忘れてしまうのだ(さすがに忘れはしない…)。
若い時に、「田村俊子」「かの子繚乱」「美は乱調にあり」「遠い声」等の評伝を読んだのが初めてだったのだが、その時も瀬戸内寂聴さんってこういうのも書く人だったんだと、その時はその時で生意気にも感動したのだった。
100歳を目前に今もご活躍ってことは、ずーっとご活躍だったってことで、すごい方だなぁと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示