実名で登場。そして報道。息子を亡くしたご家族の憤りを感じる。
死因究明に急転直下。
コレで何を、誰を信じろと?
家族は、ただ、真実が知りたいだけ。
死因を知りたい 母親 の主観で繰り広げられる精神錯乱状況は ぶっちゃけこの本の主体 である。
もう一つの主体は 政治を巻き込んだ経過 かな?
悲しいのは解る。
本当の事も知りたいのは当然。
ただ、初動が遅すぎた。
私は子供を持つ身ではないので憶測の域は出ないが。
息子の死を受け入れる前に動かなければいけない事が多すぎるのに。
結果的には警察を動かし、大手ガス器具メーカーの本質的なモノにまで肉迫している。
ただ、六法全書をそのまま引用しているような表記がイヤになる。
ツッコミどころ満載の本である事は間違いない。