猛牛(ファンソ)と呼ばれた男―「東声会」町井久之の戦後史

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著者 : 城内康伸
  • 新潮社 (2009年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103137313

猛牛(ファンソ)と呼ばれた男―「東声会」町井久之の戦後史の感想・レビュー・書評

  • 東声会町井久之の評伝。戦後史としても読める。表紙の写真が大山倍達さんに似ています。

  • そこそこ面白かった。

  • 『 昭和闇の支配者 』 シリーズの文章がとことん性に合わな過ぎてぐったりしていたが、アレで取りあげられた人物を大下英治以外が描いた本を読めばいいんじゃね?と気づいたので読んでみたら、ほらね、やっぱりおもしろいじゃないかー。

  • 戦後史の一面を知るという意味では興味深く読むことができた。
    中立的に書かれている内容だとは思うが、彼が抱える負の側面すなわち暴力の部分は如何なる事情・背景があろうとも正当化することはできない。
    例えば、複数の人間を直接殴り殺したということの扱いがあまりにも軽すぎる。過ちであるとさえ捉えられていないような気がする。この種のドキュメンタリー、自伝等をよんで等しく感じる違和感。
    って感じるのは小市民的?

  • とても充実の記録で戦後日韓裏面史としても面白く読めるし、ヤクザの親分から銀座の夜の帝王、地域開発であわやボロ儲けか……? というかーなり歌舞伎な人生の裏で清濁併せ呑みながら日韓関係のフィクサーとして活動をしたり、与野党関係なく韓国要人(それも大統領級の)と深いお付き合いがあったりと、よくもまあここまでやったなあと一言の町井久之。児玉誉士夫をはじめとした戦中派日本人が大東亜精神をほがらかに引きずっている一方、またそれにうまく御されてしまう韓国という構図を人間関係でも浮き彫りにしている。

  • 2週間の貸出期間の間、一度も手に取らなかった、偶々次の貸出希望者が居なかったか、再度の貸出延長が更に2週間出来た。今度はしっかり読まなくちゃ。以前、宮崎学氏と花村萬月氏の書いた「万年東一」を読んでいた時に、端々にこの町井氏の名を他の書物から見て取った。山平重樹氏の著書にも愚連隊や暴力団、博徒の物が多くあり、いずれ書かれると思って待ってたが、待てど暮らせど書かれる事なく、此処まで来た。戦中戦後の日本に於ける、朝鮮半島民族の苦悩、痛み、苦しみ、そして日本国、日本人に対しての憎しみを垣間見る事が出来た。自分自身も韓国観光には数度行っている、其の度、見知らぬ韓国国民から怒りを含んだ罵声を浴びせ掛けられている。其までの日本が半島の方々にしてきた仕打ちを思えば仕方ないかとも思うが、国同士の取引で既に国家賠償は済んでいる、ならば怒りの矛先を日本人に向けるのはお門違いじゃないか?っと思う気持ちもないでは無い。あくまでも差別とかいう考え方ではなくて。地元にも朝鮮学校がある、僕も大勢に漏れず、高校の頃は喧嘩に明け暮れた時期がある。直線の中央通りと呼ばれる繁華街を端から端まで追いかけ押し込み、逆襲に遭い、同じ事を繰り返したり、バスの乗り方がどうので「テメェ、降りろ、この野郎」「上等だ」正に暴力団そのもの。若気の至りとはいえ、思い出すのも恥ずかしい。でも、あの頃も差別という考え方は僕の中にはなかったな、単なる隣接校同士のいがみ合いが珠に喧嘩沙汰になるといった程度。そしてそういう考え方は今もないよ、けど、銃を向けられたり、肉親を、同胞をという事になれば黙っちゃいない!北鮮の金正日!国其のものが無くなる覚悟でかかって来いよ。貴様の体だけでなく貴様の家族全てを地の果てまで追い詰めて、潰してやる。

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猛牛(ファンソ)と呼ばれた男―「東声会」町井久之の戦後史の作品紹介

"アンダーグラウンド"から照らし出す昭和史。復興著しい東京で、1500人の構成員を束ね夜の六本木を闊歩した鄭建永(チョン・コンヨン)=日本名・町田久之。右翼の大立者・児玉誉士夫と日韓を股に掛けて暗躍し、ヤクザでありながら政財界に根深く食い込んだその存在は、やがて「フィクサー」と畏れられるまでになった-。盟友・力道山との絆、芸能・スポーツ界でのタニマチぶり、ようやく語られた秘話の数々。急成長を遂げる日本と共に生き、そして消えていった男の人生を描く。

猛牛(ファンソ)と呼ばれた男―「東声会」町井久之の戦後史はこんな本です

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