工学部ヒラノ教授の事件ファイル

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著者 : 今野浩
  • 新潮社 (2012年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103147633

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工学部ヒラノ教授の事件ファイルの感想・レビュー・書評

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:377.21||K
    資料ID:95120781

  • アカデミズムの世界は知る由もないが、「学究一筋」だけではダメか。良い仕事さえすれば陰で見ている人々が評価してくれる・・・会社における妄想と同じです。

  •  工学部ヒラノ教授シリーズである。著者の分身であるヒラノ教授の、これまでの研究者としての違反や違法を告白したものである。今となってはアルアルネタだが、現在進行形だったらマズイ案件ばかりだ。
     筒井康隆の文学部唯野教授は作り話なので大げさな事件ばかりだが、本書はリアリティあると思ったら97%真実だそうだ。それだけに、大学教授など学者社会の実態がわかっておもしろい。
     本書は気軽で読みやすく一日で読めてしまう。特に、過去から未来のどこかで理工系大学に縁があった(あるかもしれない)人にはお勧めである。

  • 初めてこの作者の本を読んだ。私の知らない世界で、楽しくよめた。

  • 推理ものかと思ったら大間違いでした。大学の内情暴露本。関係ない人間には全然面白くないよ~

  • 2冊目となると、繰り返しが多いこと、ゴシップ噺に転けてることも多いこと、が、胃にもたれる。

  • 聞いたことのあるような話もありつつ、普段大学とも教授とも縁遠いので、物珍しく思いながら読み進めました。
    どの業界でも会社でも、問題は多々あるのでしょうが、大学もなにかと大変のようです。

    タイトルだけ見るとミステリ小説と勘違いしてしまいそうですが、小説ではありません。
    自伝風の読み物、といったところでしょうか。

  • 「工学部ヒラノ助教授の敗戦」よりは良かったが、語り手のスタンスがイマイチはっきりしないのが不満。
    自分は「ヒラノ教授」と匿名で、他人は実名。妙に達観(諦観?)したようで、エッセイよりも暴露的でいて、でも突っ込みは弱い。何か中途半端な感じでした。

  • うちの業界も「なんかなぁ」と言いたくなる手続や慣例があって嫌になるけど,大学の先生の方がよっぽど大変だ。事件の見方もなるほどなぁと思うところも多く,おもしろかった。

  • 「スプートニクの落とし子たち」の著者。

  • 小説かと思ったら、違いました。なぜか自身の名前だけ今野からヒラノに変えてはいるのだけど、あとは実名での大学工学部内の暴露話。大学で理系教員をしている身としてはほとんど知っていることでしたが、むしろ、大学教員になる前に知っておきたい情報だった気もする。

  • まだ執筆意欲はあるようだが、出尽くした感もある。
    あとは、相当踏み込んでの悪趣味ぎりぎりの暴露しかないだろう。
    定年したら責任無しよっていう感覚は、一応それなりの地位まで上った人についてはあまり容認したくない。
    独居老人が外から言いたい放題、ってのがもはや許される時代じゃないと思うが。

  • 面白かったです。

  • タイトルで「推理モノ」と判断して手にとったが、実は工学系大学の暴露本。アカハラ、研究費の業者預けなど仮名の教授を主人公に、実在の大学名や教授名を出して、大学のウミを書いている。
    不思議な事に、読んでいるうちに事実なのか、フィクションなのかわからなくなる。

  • 工学部ヒラノ教授が現役時代にかかわった事件の数々を振り返ります。
    事件というには話が小さすぎて笑えるのですが、これを大規模に、またはおおっぴらにすれば確かに犯罪です。
    大学に入学するのではなく入職しようとする人、動物のお医者さんの漆原教授ファンにお奨めの本。

  • この業界にいると、よく理解できます。

  • H教授焼身自殺 婦人と愛人の板挟みになったH教授 死を選ぶことで愛人問題を精算。そして夫の悲惨な死に責任を感じた教授夫人が、その数年後に自ら命を絶った
    Choice among lesse evil
    石油石炭などの化石燃料も原子力もさまざまな問題点を抱えている。しかし太陽光や地熱などの自然エネルギーは、当分の間産業文明を支えるものになりえない。したがって当面は悪いもののなかからより悪くないものを選択せざろうえない
    食べるものが乏しく、電気が来ない夜をすごしたS15年生まれのヒラノ老人は、日本が現在よりずっと貧しくなったとしても、元にもどっただけだと思えば済むが、豊かな時代に育ったひとたちが、そのような貧しさに絶えられるとは思えないのである
    原発がない日本は、”清く貧しい”国になる可能性が高い。”清く貧しい日本”と”清くはないが豊かな日本”のどちらがlesse evilなのだろうか
    心理学者の多湖輝先生は、定年後に楽老生活を送るには、”きょうようときょういく”が大事だと仰る。”今日行く用事があって、今日行くところがある”

  • 「旅費の二重取り」のように一般企業にも内在している問題や「違法コピー」に出てきた昔の複写機の劣性など,思わず膝を打つような話題が満載の好著だ.「論文盗作とデータの捏造」で述べられている査読の内幕も,小生も査読者をやっていることから面白い内容だった.

  • 読まなきゃいい本をまた読んでしまった.
    けれどこういう,無責任な著者が何を言うかきちんと監視しないといけないような状態だと思う.
    面白おかしく大学での不正を軽薄に書いて何が嬉しいんだろう.
    自分が築いてきたものを自分で壊しているというのに気づいていないんじゃないか.

  • カラ出張、業者への預け金は退職したから書けること。筑波と東工大はいい顔しないと思う。

  • 面白かったけど、前作ほどではないかな。

  • 大学の工学部の裏事情が赤裸々に書かれています。

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工学部ヒラノ教授の事件ファイルの作品紹介

平社員ならぬ万年平教授は見た。横領?セクハラ?アカハラ?相変わらずのポスト争い…筑波大、東工大、中央大を知り抜く著者が、工学部キャンパスの日常に勃発する「犯罪」を明かす。

工学部ヒラノ教授の事件ファイルの文庫

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