叛旗は胸にありて

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103158318

感想・レビュー・書評

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  • 由井正雪の乱。
    幕末の動乱期、過去語りとリンク。
    正雪が架空の人物。紀州徳川のクーデター未遂。良いように使われる牢人。
    面白かった。

  • ★3.5由比正雪の乱がテーマ。
    乱の首謀者の一人である熊谷直義=小説中では熊谷三郎兵衛=の墓がある兵庫県新温泉町の湯村温泉郷にある天台宗・正福寺の住職が寺に伝わる話をする形で進行。
    正雪の首塚のある静岡市沓谷の菩提樹院ではいまも毎年、正雪を「浪人を救おうとした義人」としてしのんでおり、参加したことがある。

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著者プロフィール

1964年大阪府生まれ。大阪教育大学卒。公務員を経て執筆活動に入る。2000年、『筋違い半介』で第68回小説現代新人賞を受賞、2011年『蛻』で第144回直木賞候補となる。作品は他に、『囲碁小町嫁入り七番勝負』『吉岡清三郎貸腕帳』『与太話浮気横槍』『やさぐれ』などがある。

「2016年 『蝶結び かわら版売り事件帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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