キルリアン

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著者 : 藤沢周
  • 新潮社 (2009年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103163312

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キルリアンの感想・レビュー・書評

  • 独特のムード、異世界。
    その雰囲気に触れて放心。

  • 鎌倉を舞台に蜘蛛やら幽霊やらの闇の世界と倦んだような主人公の実生活が入り混じって混沌とした雰囲気で、何とも不思議な読後感でした。

  • …女…言葉…無…光…闇、くるか?くるのか?闇に溺れるか?巨大な土蜘蛛が棲まう鎌倉のあばら家。ミルクコーヒー色の川と雪景色の新潟。情事の記憶が淀む渋谷のホテル街。耳を澄まし、眼を凝らして、彷徨う男の周りに浮かび上がるものは―。

  • さらに洗練されていて、付いて行くのに精一杯、というかついていけてない。生臭い描写と、漆黒の闇がふつふつと沸き上がってくる。美しいセンテンスに頭クラクラ。

  • 新潮2009年9月に書評されていた本

  • 昨日の「週刊ブックレビュー」のベストセラーレビューに入っていた藤沢周さんの「キルリアン」が図書館にあったので、借りてきました。
    都会の図書館は人気本は待つのが大変と聞きますが、地方の図書館はこんなこともあります。

    「週刊ブックレビュー」司会者としての藤沢周さんは好きですが、作品を読むのは初めてです。
    鎌倉にお住まいで、鎌倉文学館に藤沢周さんの展示があったことを覚えています。

    150ページほどの短いものでしたので、一気に読み終えました。
    芥川賞作家の世界でした。
    藤沢周さんの実体験や生活がもとになっているようです。

    鎌倉と渋谷が舞台です。
    鎌倉でひとり暮らしをしている男性作家が主人公です。
    主人公は新潟出身という設定からも藤沢周さんと重なるところもあります。
    漱石が座禅を組んだ円覚寺も出てきます。

    新潟の地名もでてきます。
    弥彦山、国上山、良寛さんなど、藤沢周さんの故郷の記憶のようです。

    文体が硬く、難語句をたくさん使っています。
    最初は読みにくかったのですが、50ページも読むと引き込まれていきました。

    一読して内容を明確に理解するとはいきませんでしたが、存在感のある世界は伝わってきました。

    藤沢周さんの芥川賞受賞作「ブエノスアイレス午前0時」を次は読みたいです。

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キルリアンに関連する談話室の質問

キルリアンの作品紹介

…女…言葉…無…光…闇、くるか?くるのか?闇に溺れるか?巨大な土蜘蛛が棲まう鎌倉のあばら家。ミルクコーヒー色の川と雪景色の新潟。情事の記憶が淀む渋谷のホテル街。耳を澄まし、眼を凝らして、彷徨う男の周りに浮かび上がるものは-。

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