終の住処

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1319
感想 : 315
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  • Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103177111

感想・レビュー・書評

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  • 久々にこんなによく分からない本に出会った(>_<)

  • 全体的に、陽と言うよりは陰な感じ。
    ぱっとした事件が起こるわけでもなく、細々と、冴えない感じで、男の人生が進んでいく。
    なんでこんなにくたびれた感じなのに次々に女の子が現れるのか、不思議だった。

    結婚って不可思議なものなのかしら。

  • 今更2009年の芥川賞作品を読んでみました。が。
    石原慎太郎氏の選評の通り、的が定まらないっ!
    他の審査員は好きみたいだけどね。
    決して読みにくいわけではなく、なんやかんやサラッと読んでしまったのですが、、、
    ん~。言いたいこともわからなくもないんだけど。。。作品として楽しめたか?!というと
    印象が…
    でもサラリーマンしながらこれだけの作品を書けちゃうのは、非常にかっこいい!!

  • 会社員とは何者かに紹介あり

  • 公私において人生経過の大きな出来事から、小さな些細な事まで、こうも過敏に積む表現をされてしまうと所々、笑ってしまう。乾いている様でも、何か健気♪固有の人名が全く出てこない!メッセージ性も匂わせる箇所は有るが断定はしない!渦の中心を考えてさせる作品。

  • ★☆☆☆☆
    純粋にイマイチ
    【内容】
    第141回(平成21年度上半期) 芥川賞受賞

    【感想】
    よく読み終わったな。えらいぞ俺!
    とにかく一文がダラダラ長くて読みにくいことこの上なし。何度途中で脱落しそうになったことか。唯一の救いである、分量の少なさに救われました。

    国語のテストで、”主語はどれか?”という問題に使われそうです。
    文学オタクの人はご覧ください。他の人はスルーがオススメ。

  • 私の読解力のなさか芥川賞をとる良さが全くわからない。
    だらだらと永く展開がとんでいく。
    短編の「ペナント」はどう解釈したらいいの?
    ”自転車で顔をすりむいたら、人生大活躍する時がいつか
    きっと来るにちがいないと誇らしげな気持ち”に何故なる?
    この人の作品はもう読まないだろう。

  • いろいろなことを考えさせられる本でした。ページ数も活字数も少なく、主人公の長い半生を、たったこれだけのボリュームで表現してしまうところは、やはり筆者の並々ならぬ力量を見せつけられる思いでした。

    主人公の生き方や価値観に対する嫌悪感を丸出しにした書評がたくさんありますが、それだけ読者の感情に揺さぶりをかけている証左であり、やっぱり芥川賞を受賞するだけの作品なんだなと。

  • 2009年、第141回芥川賞受賞(2009年上半期)

  • 文章は読みやすかった。
    でも読んでいて寂しくなった。こんな淡々と浮気するものなのかな。信じられない。11年口聞かないのも信じられない。

    ペナントはさらっと読んだら意味が理解できなかった。

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著者プロフィール

1965年生まれ。2007年、文藝賞を受賞しデビュー。『終の住処』で芥川賞、『赤の他人の瓜二つ』でドゥマゴ文学賞、『往古来今』で泉鏡花賞を受賞。2015年、三井物産を退社。現在、東京工業大学教授。

「2011年 『肝心の子供/眼と太陽』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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