ゆらぐ玉の緒

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著者 : 古井由吉
  • 新潮社 (2017年2月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103192114

ゆらぐ玉の緒の感想・レビュー・書評

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  • 文体の美しさに気を取られてもうなにがなんだか(阿呆)。

  • 読書芸人又吉直樹オススメ

  • 生者か死者なのかもわからない声たちがひしめきあう交響楽。固有名詞といえばもはや、一千年以上前の歌人たちの名くらいしか登場せず、現在はもはや名を持たない混沌。
    はじめに混沌ありき、そして最後も混沌に還ってゆく。その束の間の過程にかすかに揺らぎ立つもの、それが玉の緒、つまり陽炎。

  • 書評でよいと
    2017.4.16〜

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ゆらぐ玉の緒の作品紹介

陽炎の立つ中で感じるのも、眠りの内のゆらめきの、余波のようなものか。老齢に至って病いに捕まり、明日がわからぬその日暮らしとなった。雪折れた花に背を照らされた記憶。時鳥の声に亡き母の夜伽ぎが去来し、空襲の夜の邂逅がよみがえる。つながれてはほどかれ、ほどかれてはつながれ、往還する時間のあわいに浮かぶ生の輝き、ひびき渡る永劫。一生を照らす生涯の今を描く全8篇。古井文学の集大成。

ゆらぐ玉の緒のKindle版

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