オトン、サッカー場へ行こう!

  • 新潮社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103193319

感想・レビュー・書評

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  • 以下の質問に答えてください。
    ①サッカーが好き
    ②北九州市に縁もしくはゆかりがある
    ③定年直後のおやじが離れた故郷にいる
    上記の質問に1つ当てはまる人は読んでみるといいと思います。
    2つ当てはまる人は読むべきです!
    3つ当てはまる人は読まないといけません!
    ってことで3つ当てはまる僕は読んでしまいました。
    サッカーJ2リーグギラヴァンツ北九州を軸にサッカーライターの吉崎エイジーニョさんとお父さんの関係修復?の物語。
    思わず、泣いちまったよおいら。

  • サクっと読めて、ちょっと笑えて、ほんのり感動。さわやか。
    著者のオトンに対する眼差しは、実の息子であるからこその厳しさもあるけれど、あたたかい。
    今年からJ2に昇格したギラヴァンツ北九州が、JFLでニューウェーブ北九州として戦っていた頃のチームやサポーターらのエピソードも挿みこまれ、同じくJリーグをめざすチームの街に住む市民としても興味深く読めた。

  • 面白かったっす!

    ギラヴァンツ北九州は名前だけ見た事がある程度でしたが、愉快でした。
    野球党でも、サッカー知らなくても、おらが町のチームってだけで、サポーターになっていけるんだなあ。
    確かに、JのチームはJでいいんだけども、もし、地元にクラブがあれば、そっちの方が親近感あって応援したくなります。

  • 軽い気持ちで読み始めたのだが、これがなかなか面白かった。ちょっと距離のある父と息子が、サッカーを間に挟んで、時にぶつかりながらも近づいていくさまが正直に書かれていて、好感がもてました。親子であることはずっと変わらないけれど、そのあり方は年とともに変わっていく。それをなかなか素直に認められないのが親子なのかもしれないなぁ。サッカーというスポーツがあって、まわりにサポーターの人達や選手がいて、二人の間の空間が広がったからこそ、お互いが認め合えたように思えました。それにしても、解説つきで世界の一流選手のプレーをみせてくれるテレビ放送もありがたいけれど、実際に試合会場に足を運んで周りの人達と一喜一憂する時間もいいもんだ。今年はもっと試合を観にいきたくなったなぁ。

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