- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103197225
感想・レビュー・書評
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本にだって雄と雌があって、その二冊の間から生まれる幻書と、それにかかわる一族のお話。設定が荒唐無稽で、至るところに絶妙なボケやツッコミが散りばめられており、登場人物たちの軽妙な大阪弁もあいまってくすくすと笑いながら読めた。だけど面白いだけではなく、うるうると目を潤ませたこともあった。輿次郎さんの陽気さの裏にある辛い経験や輿次郎・ミキ夫妻の絆、そこにいつもあった本とのかかわり、本への愛着。それらを笑いを挟みながらじんわり伝えてくれる素敵な本だった。
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タイトルに惹かれて借りたけれどとにかく読みにくかった。読むのにこんなに時間がかかったのは久しぶり。クセの強い文章だけど最後まで読むとようやく装画のイラストの謎も解ける。
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気になって、読みたかった本ですが、序盤で断念。
独特の文章に、堪えられませんでした。
評価は良い本なので、面白いんだと思う。
本って、序章で決まると思います。
そう言う意味では、すごく損な書き方だと思う。
残念。。。 -
とってもとっても好き。図書館で借りて読んだことを後悔。買うべきでした。てか買おう。
前半は文章ふざけ過ぎかな、と思ったし、読みにくかったけど、後半ぐぐっと面白くなった。この家族の話を、いつまでも読んでいたかった。本が好きで良かったな〜、幸せだな〜と思う。 -
11/18 読了。
すごいすごい! -
深井一族の、書物と幻書と愛の物語。 面白かった!!やっぱりな!!
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うーん。最初はとっかかりにくくかった。くすりと笑えるんとけど読むのに時間がかかった。
途中から、面白くなってきたと思ったらまた私的には失速。