黒革の手帖 上

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著者 : 松本清張
  • 新潮社 (1980年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103204107

黒革の手帖 上の感想・レビュー・書評

  • 連ドラで米倉涼子が元子を演じたのが懐かしい。
    今のところ元子は運に恵まれているようだが、今後はどうなるのか。感想は下巻で。

  • 読了。
    読書倶楽部課題図書に決まったので図書館でかりた。

    すごく古い本でびっくり。しばらく誰もかりてないのか。匂いとかが古かった。

    かなり有名な作品だと思うけど、ドラマもみたことなかったし内容も聞かずに読み始めていった。

    黒革の手帖が何たるかがわかったら進まなくなったよぅ。

    まぁでも、横領や恐喝がおもしろいように成功するところは痛快。

    しかしなんでこの本課題図書にしたんだっけ?
    (160227)

  • 初版は1983年というから、かれこれ20年以上も前の時代が舞台である。
    銀行の支店に長く勤めた女子銀行員・原口元子が銀行の弱みに付け込んで まんまと大金を巻き上げ、それを元手に銀座でバァを開き、ママになり、その後も機会あるごとに 後ろ暗い所のある客から脅迫まがいの巧妙さで(尤も本人には悪事を働いているという自覚がないようだが)大金を引き出し、銀座という表舞台でどこまでも登りつめようとする。しかし、人生というものは 浮けば必ず沈むものなのであった。そこに女の恨みが作用すれば、その沈み方は半端なものではなくなるのは想像に難くないだろう。

    華々しい世界の裏側のおどろおどろしいかけ引きは、見応えのあるものだが、現代の風情と比べると(ことに男女の間のかけ引きなど)奥ゆかしささえ感じられもする。

    物語は、元子にとって因果応報という結末になっているが、後日談があるとするなら、このままでは終わらせないだろう。

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