戦い続けた男の素顔: 宮部みゆきオリジナルセレクション (松本清張傑作選)

著者 : 松本清張 宮部みゆき

• 新潮社 (2009年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[たかまささんの感想 · 2013年6月19日]

宮部みゆきが選んだと云う「松本清張傑作選」である。みな中・短編である。清張の小説には救いようのない話が多いがここにも満載だ。人間の強欲が破滅を招く話をどう読むか。清張物で好きなのは小役人と小悪党の犯罪だ。しかも犯罪が露見して破滅するシーンは小気味よい。

[junkororinさんの感想 · 2012年8月27日]

たまに全然意味がわからない時があるのが、自分の未熟さを感じる…

[アヴォカドさんの感想 · 2011年7月20日]

宮部みゆき責任編集で、文春文庫から出した全3冊の松本清張傑作短篇コレクションがとてもよかったので、これも期待しましが、…OKでした。

「ひとり旅」は、確かこれと対をなす表ストーリーがあったんだけれど、それがなんだったか思い出せない。。。もやもやします。
しかもよい出来。

[「書肆玉一」さんの感想 · 2011年4月9日]

500、初、並、カバスレ、背ヤケ、帯付。
2011．4/2．松阪ＢＦ

[dojiyasuさんの感想 · 2010年6月6日]

10/05/04　同じモチーフのものがいくつもあった。

著者プロフィール

1909年、福岡県生まれ。92年没。印刷工を経て朝日新聞九州支社広告部に入社。52年、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞を受賞。以降、社会派推理、昭和史、古代史など様々な分野で旺盛な作家活動を続ける。代表作に「砂の器」「昭和史発掘」など多数。

「2023年 『内海の輪 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」