駅路 最後の自画像

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103204381

感想・レビュー・書評

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  • 松本清張原作の駅路では、男性側の価値観のみで、女は何の感情もない、男側の動機としてだけの役割で添え物。であるのを、向田邦子がドラマとしてシナリオ化する時に、女サイドの感情のうねりを付け足して、女性側に命を吹きかけた。というのが、並べてあるのでよく分かります。
    あと新米刑事も、原作ではベテラン刑事のベテランたるやり手ぷりを際立たせる役割でしかないのを、ドラマではもうちょっとあっけらかんとしていて、妻とか子供とか、まだ誰に対しても責任のない若さを際立たせている。
    今この話をドラマにするなら、男と女の立場が入れ替わってそーだ(≧∇≦)

  • 短いお話で読みやすかった。シナリオもあって映像でも見てみたいと思った。

著者プロフィール

1909年、福岡県生まれ。92年没。印刷工を経て朝日新聞九州支社広告部に入社。52年、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞を受賞。以降、社会派推理、昭和史、古代史など様々な分野で旺盛な作家活動を続ける。代表作に「砂の器」「昭和史発掘」など多数。

「2023年 『内海の輪 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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