塩狩峠

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 468
感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103207016

感想・レビュー・書評

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  • 4回目かな読むの。何度読んでも初めて読んだ時のような新鮮さや感動がある。読む度毎にこの小説が好きになる。何度でも読み返したくなる一冊。


    ふじ子は、ふだん信夫が語っていた言葉を思った。「薪は一本より二本のほうがよく燃えるでしょ。僕たちも信仰の火を燃やすために一緒になるんですよ。」

    ここの言葉が心に留まった。

  • 宗教はうといですが、本当にこんな人がいたなんて。考え方や心のあり方を改めたい。

  • 20歳の時に人生を変えた一冊

  • まだ10代の頃に 読んだので
    また、読んでみょぅかな。

    どんな風に 今の私の心は
    感じるかな。

  • 自分が守るもの

    命を賭してまで守るべきもの、守り通すものはあなたにありますか
    と、問いかけている

    日本においては戦争を体験していない世代が大半を占め
    そのような状況に直面することがほとんどなくなった

    かといって本書は戦争を題材にしたストーリーではない
    しかしながら命を賭けるとはどういうことか
    人の命、自分の命、人生、死、についてあなたは
    どう考えているのか、どうするのがあなたにとってふさわしいのか
    それらを問いかけられているような
    そんな身につまされるような厳しい、
    苦しい問題を突きつけられる
    心の中に重く、重く押し込まれ
    日々の暮らしの中で、時に沸き起こり
    また繰り返し問いかけられる

  • キリスト教を知りたい方におすすめです。ネタバレしたくないし、話が深すぎて軽々しいことが言えない本ですが、すごく心にくる本でした。

  • 私が初めて本を読んで感動したのがこのお話でした。
    何回か読み返してるけど、これからも読み返していくのだろうなと思います。

  • あとがきを読んで実話を元にしたと知り驚いた。キリスト教信者になってから、変わっていくところは少し急すぎる気はするが、全体としては読み応えのある良い作品だと思った。

  • 紀伊國屋の電子書籍で無料だったので、時間つぶしに気軽な気持ちで読み始めたら、久しぶりにぐーっと世界に引きずり込まれる感覚に。キリスト教については単純に良いと思えないけど、迫力のある内容に、一気に読み終えた。これが実話に基づくというのに驚く。

  • 真っ直ぐな永野信夫の生き方に感動。
    事実をベースにした話であることに更に感動。

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著者プロフィール

1922年4月、北海道旭川市生まれ。1959年、三浦光世と結婚。1964年、朝日新聞の1000万円懸賞小説に『氷点』で入選し作家活動に入る。その後も『塩狩峠』『道ありき』『泥流地帯』『母』『銃口』など数多くの小説、エッセイ等を発表した。1998年、旭川市に三浦綾子記念文学館が開館。1999年10月、逝去。

「2023年 『横書き・総ルビ 氷点(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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