贅沢貧乏

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著者 : 森茉莉
  • 新潮社 (1963年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (149ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103215035

贅沢貧乏の感想・レビュー・書評

  • 笙野頼子「幽界森娘異聞」があまりに不可解だったため、読んでみた。これは小説なのかな?オイラの中では、森娘、森茉莉、牟礼魔利がごちゃごちゃ!というか同一人物になっている。なのでフィクションなのかノンフィクションなのかもよくわからいままだ。ネット検索で知った限りだと森茉莉が書く牟礼魔利は、自伝のように思えるんだけど。とにかく、作者本人も魔利も歳をとっても思考、行動は良くも悪くも少女のままというイメージだ。1963年に出版されているけど、森茉莉は当時としては型破りというかファンキー?アヴァンギャルド?な作家だったんだと思われる。何とも不思議な世界に迷い込んだ気にさせられる本である。

  • 邪宗門という喫茶店が開店と同時に入店し、自分で決めた低位置で原稿を書きうたた寝して閉店まで過ごしたといわれる森茉莉さん、オノヨーコさんとはまた違ったオーラを感じます(^-^)<摩利は貧寒な六畳の部屋から貧乏臭さというものを根こそぎ追放し、豪華さをとり入れることに熱中しているのである。摩利の目だけに映る幻の豪華である。摩利にとって美しい夢の部屋である。幸福感は、現実そのものの中には存在しないで、その人間の空想の中に存在している。> 森茉莉 著「贅沢貧乏」!

  • 2/23 読了。
    お茉莉もチョコレエト食べると怒りが収まるんだってさ。

  • 文豪の娘の生き方&こだわり。
    彼女独特の美意識が面白かった。
    201510 完読

  • 新潮社版で再読。『贅沢貧乏』、『紅い空の朝から……』、『黒猫ジュリエットの話』、『マリアはマリア』を収録した『贅沢貧乏』と、山田珠樹との破綻する直前辺りの結婚生活を描いた短篇小説『青い栗』を併録。自分の好きな食事を造ること、自分の身体につけるものを清潔にしておくこと、下手なお洒落をすること、自分のいる部屋を、厳密に選んだもので飾ること、楽しい空想の為に歩くこと、何かを観ること、これらのこと以外では動かないと言う魔利。嗚呼ワタシもこうなろう。「夢こそこの世の真正の現実。そうして宝石。〜森茉莉」

  • ああ、そりゃ心にすり硝子の部屋が出来ますよ。
    ほんと少女のまんまなんですね、茉莉さんは。

    美しいものを飽かずに見つめていられる人は、心も美しいんだろうなーと思います。
    私なんかはすぐ卑屈になっていく・・・・・・。

    10.02.05

  • 今読んでも、まったく古くさい感じがしないのがオドロキ。

  • 今まで読んでたどの本よりも、この人のエッセンスが詰まってる。貧乏サヴァランのほうがだいぶ読みやすいかな。とてもファン向きの本だと思いました。室生犀星氏への崇拝ぶりがたのしい。

  • これもバイブル。

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