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みんなの感想・レビュー・書評
エンタメ大賞の帯で興味を持って読んでみた。ジャンルの違う短編が揃っていて微妙にリンクもありつつ読みやすい。前半が面白くて最終話がいまいちだったので読後感がもやもやしたのが残念。
これも図書館で偶然見かけて「ベンハムの独楽」というタイトルに惹かれて借りた本(錯視好きなので)。
9つの短編集。「世にも奇妙な物語」みたいにちょっとした異世界に連れてってくれるような独創的な設定が多くてすごく面白かった。話の展開の仕方も変わっていて「おおこう持ってくるか」と良い意味で予想を裏切られるものも多くて楽しめた。
登場人物が少しずつかぶってるチェーンストーリーだということに途中で気づいた。SFチックなのもあればミステリーやホラー、爽やかな青春ものもあったり、色々なジャンルの要素が詰まっていて、作者の方の引き出しの多さを感じた。帯によると22歳の方だそうですが、博識だなあという印象。
前の方も書いていらっしゃいますけど、感動的な話もあるはずなのに非常にブラックな印象が私も残りました、何でだろう。特に1つめの話が印象に残りました。
ひとつひとつの作品は切なかったり感動的だったりもするのに、全部を通してみたときに感じるブラックさが非常に印象に残る連作集。
読むと少し混乱します!というのは、寄託者の明石礼代さんの弁です。予定調的な小説とは、一味も二味も違う小説です!
エヴァンゲリオンの使徒だよね。
レリエルっぽい(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=9lOdVA2b_D8
私の評価基準 ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版 ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ ☆☆ 普通 時間があれば ☆ つまらない もしくは趣味が合わない 2011.4.17読了 9篇の連作短篇。でも、その関連は僅かなので、だ... 続きを読む »
■9つの短編から構成されているんだけど、かなり軽快でどんどん読み進めてしまうストーリーばかり。でも調子に乗って読んでると、さっくりと足元から掬われてしまう。帯に書かれていた「騙されるな!」ってそういう意味だったのか...って何度も思った。
■『ベンハムの独楽』ってのは白黒で模様を描いた円盤を回転させると色が見えてくるコマ。主観色(錯視)の実験として有名なぐらいだから、その人の主観によって見え方が変わる...。そのまんま。(笑
連作短編というわりにはそれぞれの繋がりがあまりに細いので、途中まで連作と気付かなかった。双子の話なんかは乙一っぽくてすごく面白かったけど、途中でだれてしまうものもあって残念。次回作以降に期待したい。
9つの短編だったけれど、どれもまったく違う個性の作品。そのせいで面白く読めるものもあれば、途中で飽きてしまうものもあった。
文章は淡々としていて読みやすかった。
第5回新潮エンターテインメント賞を受賞したらしい。
短編9編と思っていたが、中盤まできて、あ、一応連作なんだ、と気づく。でもなんだか唐突。
最終話は全く他のストーリーとの繋がりが見当たらず、結末の意味も不明で、あれ?という感じ。
星新一風あり、江戸川乱歩風あり、道尾秀介風あり、青春ものあり、どんでん返し(読めたけど)ありと意欲作なのだが、う~ん、今一つかなあ。
ミステリ風より、青春ものがよかった。この作者にはこういう作風のほうが合っているのでは?
新潮エンターテイメント大賞受賞作。…だが、オバちゃんにとってはエンターテイメントではなかった。多才さや感性はオバちゃんにはあまりに鋭過ぎたようだ。
9つの短編。
二つの体にひとつの意識という双子設定に惹かれ、手に取る。
双子の話はまずまずで、傘の話もわりと好きだったけれど、全般にもう一息かなぁという感じ。
イメージはちょっと不思議な雰囲気の話。
「どういうことなのだろう」と先の展開を予想しては、「そういうことだったのか!!」と簡単に予想を裏切られそれがとても心地よかったです。
書店の店長のお勧め書きにつられて買ってしまいました。22歳とは思えない感じの作品です。連作なのか・・・、ちょっと間をおいて読んでしまったのでわからなかったなあ。
短編集なんだけど、短編の中に登場人物がさりげなくリンクしていて、ついつい読み返した。それにしても、一話目は怖かった。
恩田+伊坂 / 3 的な若手作家は多いですが、この人にはそれだけじゃない光がありました。次でどうなるかしら?
双子の体をひとつの人格で動かしている少女、五分後の未来が見える男、いちごキャンディーに焦がれる幼女など、脈絡のない様々な登場人物が少しねじれた世界を泳ぎまわる連作短編集だ。
なんの関係性もないように見えて同一の人物が別の編で登場したり、物語は複雑に入り混じる。ホラーやクライムノベルなど様々なジャンルの作品が詰め込まれているが、一番単純な青春小説風の短編が一番好みだった。
書店で見かけたとき「ヘンなもの見つけた!」というのが第一印象でした(私の「ヘンなもの」は掛け値なしに褒め言葉です、念のため)。帯(カヴァーと一体で剥がせないぞー、やるなー、クラフト・エヴィング商會方式か?)には、「これが22歳の初めての小説とは」とか「『奇跡』と呼ぶほかない連作短編」などの文字が躍る。「ベンハムの独楽」って何だったっけ?あぁ、そうだった。著者紹介には「敬愛するアーティストはマウリッ... 続きを読む »






