壊れる日本人 ケータイ・ネット依存症への告別

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著者 : 柳田邦男
  • 新潮社 (2005年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103223153

壊れる日本人 ケータイ・ネット依存症への告別の感想・レビュー・書評

  • 正直読んで損した・・・。けーたいやネットに依存するとどうなるのか、よい付き合い方は何かを知れるかなと思ったけど、データの裏付けも専門知識も何もなく、ただのおじいさんの愚痴・繰り言の連続でした。

  •  「生き方」について、久しぶりに、あれこれと考えさせられる一冊だった。

     効率優先、利益至上主義の世の中が、決して日本人を幸福にはしていない・・・という主張は、なるほどな、と思う。ケータイ・ネットに象徴されるIT社会について、著者は「便利になるというプラスの側面があれば、必ず不の側面がある」と述べた上で、「21世紀型のIT社会が与える影響は、因果関係の証明が非常に困難なケースが多い」と主張している。

     そのとおりだと思う。テレビやケータイやパソコンが子どもの発育にどんな影響を与えるか、なんてのは実際に子どもを使って実証実験などできるわけがないのだから、どんな説も、仮説の域を出ない。だから、「電子機器が子どもに悪影響」なんて言うとメーカーなんかが「科学的証明がされていない」と反発するのだが、そんなこと、証明できっこないのだ。だから、悪影響が出ないうちに予防線を張るしかない・・・そんなことが、いろいろな例を示しながら、繰り返し述べられている。

     後半では、子育てについても、かなり詳しく触れられている。著者が云わんとするのは、「電子メディアに囲まれて育った現代の親世代が”普通の生活”をしている限り、子どもはおかしくならないはずがない」という点だ。

     う~ん、怖い。ウチも、テレビとPCの数なら、平均の家庭の3倍はありそうだからなぁ・・・。(そのわりに、テレビ番組はそんなに見ていないのだが)

     子どもの前では、テレビのスイッチを消そう。

  • ちょっとだけ非効率のすすめ。ジレンマを感じる心。言語表現力の低下。情報モラルの教育はどうすれば。考える力、感情をコントロールするために。識字への道を妨害するもの。本当に必要なのは情報より考える習慣、向き合う姿勢。

  • このところ少年少女、しかも10代前半の年代の子供による凶悪犯罪が数多く見られるが、その原因を考える一助になる本。前述のような内容に関する解説書ではないので、そう言う内容ばかりではない。むしろ、もっと広く、社会全般に対しての警告である。一部の識者により、同様の内容の警告が様々なところでなされていますが、まだまだ啓蒙が足りないのでは? こう言う本が沢山出ることにより、国民の啓蒙が進むことを期待せずにはいられない。

  • ITが日本人をだめにしたという理論展開<br />よくある話

  • 近年多発している少年少女の事件を切り口にケータイ・ネットについての柳田氏の持論が展開され、教育論にも踏み込んでいます。
    子供の精神形成から教育の具体的な課題まで、ほとんど断定的に書かれている箇所もあります...

    【開催案内や作品のあらすじ等はこちら↓】
    http://www.prosecute.jp/keikan/011.htm
    【読後の感想や読書会当日の様子などはこちら↓】
    http://prosecute.way-nifty.com/blog/2006/03/post_bda7.html

  • 時代遅れな発想かもしれない。ケータイ、ネットを使っていても、普通の人が大多数なのだが、、、

  • 週に一回は、ノーケータイデー、ノーテレビデーがあって、よい。
    賛成です。

  • 柳田邦男氏による日本論、日本人論。便利なものを受け入れると、必ず失うものがあるということを読者に何度も何度も訴えている。具体的には携帯、インターネット、IT化の効率主義が蔓延する中、じっくり考える習慣やナイーブな感性、画一的でない対人関係の処理、豊かで味わいのある言葉などなど、人間が人間らしく生きるうえで大事なものを失くしてしまったということが書かれている。私もテレビは全然見ないし携帯に依存することもないので共感できますがノー・ケータイ・デーとかノー・テレビ・デーとかは非現実的すぎると思いました。

  • お父さんに勧められた1冊。
    はっきり言って難しい。

  • そういう意見もある。

  • ■文字通り現代的なツール、携帯電話やインターネットが人間の精神・行動にいかに作用するか、それを実際の事件・事例を題材に分析していく。医療や社会的事件を扱う柳田氏のノンフィクションものは定評があるようだが、この本に限って云えば物足りない。■確かに便利なツールによって失われたものはあるだろう。しかし、それが犯罪に結びつくとき、あるいは人間性の喪失に至るとき、ツール自体に責任を求めるのはどれだけ妥当なことだろうか。ツールはツールでしかあるまい。要はそれを使う人間個人の問題である。■逆に云えば、個人の自意識次第であらゆる関係は円滑に運ばれるだろう。携帯電話を使用する個人が携帯に依存しすぎるとき、それはそうさせている本人の意識が問題なのである。個人のみだらなエゴこそ、問われてしかるべきである(柳田氏も、そこは触れているが)。

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壊れる日本人 ケータイ・ネット依存症への告別の作品紹介

今こそ「ノーケータイ・ノーインターネットデー」を作れ!殺伐とした少年犯罪の続発、効率優先が引き起こす重大事故、マニュアル化した仕事、多様性を失っていく言葉…急激なIT革命がこの国から奪ってゆくものを徹底検証。あいまいゆえに豊潤だった文化の蘇生を訴える、警世の現代日本論。

壊れる日本人 ケータイ・ネット依存症への告別はこんな本です

壊れる日本人 ケータイ・ネット依存症への告別の文庫

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