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みんなの感想・レビュー・書評
このシリーズ、すっかりのめり込みました。この小説の時間軸の後、結局この会社は破綻してしまうのですが。。。やっぱり事実を基にした小説は私の好物であることを再認識。またこんな小説に出会えることを祈って。
改めて思うと、某社にとっては行天なんて人がいなかったのに行天という人がいて、自分の労組時代の部下を使って会社の金を業務上横領し、官僚に贈賄をし、労組とは縁を切って出世の道を行くなんてとんでもない人がいたと世間に思われるなんてものすごくいやだろうな。行天はこの会社での命を絶たれたけど、恩地は依然としてアフリカだなんてハッピーエンドにはならないなあ。
この小説を読む前は、あの御巣鷹山の事故のことは、日本航空のジャンボ機が墜落したというレベルでしかなかった。 そんな自分にとって、この「沈まぬ太陽」は、以前から読んでみたかった作品で、まったく期待を裏切らなかったすごく良い内容でした。 ひょんなことから組合の委員長をやることになった恩地が、その報復人事によって中東やアフリカをたらい回しにされる様子を描いた「アフリカ編」。 自らの信念を貫... 続きを読む »
いよいよ恩地と国見がクライマックスへ向う。事実半分、フィクション半分らしいが、半分でも十分に恐ろしい。そんな会社の火中の栗を拾った稲盛氏にも驚く。何度も外部から人を招かないと建て直せない会社って存続させたほうが良いの?因みに、映画は上手く集約しているが小説とは大分違うのでご注意を。
会長室篇終了。
勧善懲悪で物語が進むわけではまったくないので、読後感もよくはない。けれどこれこそノンフィクション所以で、゛世界で一番危険な動物゛について目をそむけたくなるくらい克明に描写している。
終盤、成田空港で運び屋のインドネシア人が補導され、行天に特捜部から電話がかかってきたところで暗に事態の好転を示しているのかもしれないけど、これは単に作者なりの付け足しにすぎないと感じた。
あくまでも物語をうまくまとめるためにそういった描写が必要であっただけで、一連の汚いやり取りは今も未解決のまま残っているのではとおもう。
社会とは、会社とはこういう部分を少なからずはらんでいることを知っておくことはとてもだいじ
国見会長の指示に従い恩地は子会社の不正を調査した。かなりの利権や不正が行われているようだ。政治家,官僚も絡みそれらを暴くのは容易ではない。真正面から会社の問題を正そうとする国見会長の行動に対し総理も不安を抱き辞任に追い込む。恩地は再びナイロビへと追いやられる。
とうとう読み終えた…
途中で映画も観たが、やはりこのすごい構成力には全く及んでおらず…
当たり前と言えば当たり前なんだけど。
会長室篇は途中何度も挫折しかけたけど、最後の国見会長の辞任のスピーチなんかは泣いてしまった。
細井ノートも、自分が告発したものがどれだけの影響力があるか、生きて確かめて欲しかったし、ほんと、企業戦士の恩地さん!私には全くあなたのような生き方は不可能だと思った。
いっぱいいっぱい色んな思いがあるが、本当に、読んでよかった。
もっとたくさん知らなければならない事が、世の中にはあるのだという事を知った。
ここで終わりかあ、という感じの最終巻。それぞれの人物の後日談などが知りたい感じですね。▼映画で恩地役の渡辺謙は『ダレン・シャン』ではミスター・トール役で出ていますが、つい「恩地さん…」と思ってしまいます。図書館予約数は4(2010/03/22現在)です。
一体、どんな結末になるんだろうとドキドキしながら読みました。
こんな結末なのね・・・何だか中途半端だけど、これが現実なのだな。
日本航空に会長として乗り込んできた伊藤淳二が、日本航空を立て直そうとするが、あまりの腐敗と政治からの介入に志半ばで、辞めさせられてしまう。沈まぬ太陽を読んでいると、監査役の大切さを痛感させられる。監査がしっかり行き届いていれば、会社、職員、組合などを腐敗させずに、きちんと管理することができると思った。
こんな大作を読んだのは初めてでした。
最後まで読めるか心配でしたが、読み終わりました。
非常に重い内容ですが、読み甲斐のある作品です。
ようやく最終巻を読み終えた。個人的には物語はハッピーエンドで終わってほしいのだが、ここまで現実を描いてきた本だけあって、それはあり得ないかもと思っていたが、幕を引くことなく締めくくられていた。 しかし、それが現実であろう。ハリウッド的な、ハッピーエンドが待っているというストーリーばかりではおかしすぎる。人の人生において終わりはいつなのか、死が終わりなのであろうか、いや、そうではない気がす... 続きを読む »
祝映画公開。
小説として評価するなら☆2個くらいかな…
脚色があってフィクションである以上、小説として評価するべきなんだとは思うけど、だけどでもジャーナリズムとして評価したっていいじゃない。
以下ネタばれ。
結局(4)で危惧したことが現実になってしまった。
なんも解決しないまま終わりとか。
いやそれどころか、会長は更迭され、主人公は再びアフリカに飛ばされるとか、よりヒドい方向に振っておしまい。
救いもなにもなく、小説としては体をなしていないと思うなぁ。
ただ山崎さん自身の文章力とか分析力とか構成力などの技術は半端ないし、事件に対する態度や姿勢も著しく高く評価するけどね。
続きは現実の世界で、といったところか。
企業年金のこととかが言われているけど、裏で動いた金を全部回収すれば数千億くらいは返ってくるんじゃないの?
がんばれ前原さん。
実話に基づいているらしいですが、こんなことが本当にあったのかと、疑いたくなるような、日航の仕打ちです。
読み進み、御巣鷹山の惨状から始まる、遺族の悲しみの描写を見ると、筆者が伝えたかったことがわかったような気がするくらいの力筆でした。
出張などの続いたこともあり、5冊を割と直ぐに読み終えました。お薦めです。
週刊新潮連載時、週刊新潮がJAL機内から姿を消したというエピソードを持つ『沈まぬ太陽』。報復人事、御巣鷹山、利潤追求…、その人間模様と社会性、壮絶な事故の描写は他の追随を許さない生々しさがあります。『白い巨塔』の財前&里見助教授を彷彿とさせる恩地&行天の対決も怖い…。巻末の取材協力者と主要参考文献の一覧も圧巻です。
巨額のドル先物予約の疑惑をはじめ、航空会社の不正と乱脈が次々と明るみに出始めた。しかし、政・官・財が癒着する腐敗構造の中で、会長・国見と恩地はしだいに追いつめられていく。ドル先物予約疑惑を、隠蔽するために“閣議決定”にまで持ち込んだ…。徹底取材をもとに、企業社会の最暗部に迫る第五巻、待望の完結篇。
J○Lの話
御巣鷹山の事故の前後を描く
人の摩擦、葛藤、思いが交錯する
人に勧めたくなる1冊(1冊ではなくシリーズ)






