私の文学漂流

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103242222

作品紹介・あらすじ

結核に苦しみながら、小説に読みふけった少年時代。三島由紀夫に出会い川端康成、梶井基次郎に心酔した大学文芸部の頃。大学を中退して結婚、生活に追われつつ、常に「勁い文学」を志した同人誌時代-。太宰治賞を受賞し、作家としての地歩を固めるまでの長い道程を、日記、メモ等をもとに丹念に綴り上げた「文学的自伝」。

感想・レビュー・書評

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  • 日本における「文学修行」はこういう感じになる、という記録。現在もこれが通用するのかは知らない。

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著者プロフィール

一九二七(昭和二)年、東京・日暮里生まれ。学習院大学中退。五八年、短篇集『青い骨』を自費出版。六六年、『星への旅』で太宰治賞を受賞、本格的な作家活動に入る。七三年『戦艦武蔵』『関東大震災』で菊池寛賞、七九年『ふぉん・しいほるとの娘』で吉川英治文学賞、八四年『破獄』で読売文学賞を受賞。二〇〇六(平成一八)年没。そのほかの作品に『高熱隧道』『桜田門外ノ変』『黒船』『私の文学漂流』などがある。

「2021年 『花火 吉村昭後期短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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