日本防衛秘録

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著者 : 守屋武昌
  • 新潮社 (2013年10月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103266327

日本防衛秘録の感想・レビュー・書評

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  • 請求番号:392.1/Mor
    資料ID:50075154
    図書館1階 学生選書コーナー

  • 前著に比べて面白く読めた。日本の防衛について戦後の歴史やら国内法やら在日米軍やら引っ括めて幅広く著述されてる。だから秘録ってのとはちょっと違う気もするけど、防衛官僚としての経験があったからこそ書ける話も多く、とても勉強になった。やっぱり制服より文章うまいよな。

  • 元防衛事務次官が、防衛省・自衛隊の歴史について述べた本です。

    『「普天間」交渉秘録』(新潮社)は、まれにみるエキサイティングな本だったのですが、こちらはまれにみる堅苦しい本です。著者だからこそ書ける、というユニークな部分はあまり見当たらず、かといっておもしろい主張・提案をしているわけでもなく、普通に読めば相当につまらない本であろうと思われます。

    しかし、そのつまらなさにこそ本書の肝があるのだという見方もできるかと思います。第3章と第4章は、いわゆる立法・司法・行政の三権のなかにおける、防衛省・自衛隊の位置付けの実態を露わにするという内容です。もちろん、ここまでじっくりと捉え直す機会はあまりありませんので、これはこれで良いのですが、圧巻なのはその「霞が関文学」的なごちゃごちゃした網の目です。これが官僚の世界。こういうことを考えながら仕事をされているのか、という新鮮な驚きがありました。

    その他、全編にわたって法律と政治のお話が展開されていきます。関心のない方にはどうでもいい話が、きわめてお堅い「役所ノリ」で続いていく。頭が混乱してきます。自衛隊がこれまで成し遂げてきた業績の数々、それが国民には伝わらない、そのことへの憤りみたいなものは伝わってきます。しかし伝え方が…これではやっぱり伝わらないと思います。

    わたしは前作に強い思い入れがありますので、それなりに頑張って読みましたが、残念ながら前作と比べると、おすすめできる本ではありません。

    (2015/10/03)

  • 防衛省、自衛隊の実際の政策立案・執行の現場がどういうものか理解できた。思ったより奥が深いと感じた。文章も読みやすかった。

  • とことん上から目線のもの言いはキレイサッパリ「民」の視点が欠落してていっそ清々しいくらいだ。悪代官の異様に達者な自己弁護を延々読まされてる感じ。吐き気がする。

  • 機中で読んだ本その1。前著『普天間交渉秘録』が"沖縄における基地返還交渉"だったのに対し、こちらは日本の国防全般がテーマ。
    それだけにやや散漫で、"秘録"というほどではない内容が大半だが、逆に日本の国防を考える上で知っておくべき知識の概説となっている。
    それと、この守屋さんという方、なかなか詩的というかロマンチストな感じのところもあり、文章も読ませる。

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守屋武昌の作品

日本防衛秘録の作品紹介

防衛省・自衛隊の「最深部」を元事務方トップが語り尽くした――。防衛事務次官として現場で指揮を執ってきた著者が解き明かす、国家防衛の内実。日本列島の軍事的価値、陸海空の守りの現場、そして防衛省・自衛隊の見えざる組織とは? 中国軍の狙い、在日米軍の戦略、北朝鮮の兵器開発などの情報も詳述。体験・知見、加えて詳細に綴っていた記録を基に、国民には見え難い姿を詳らかにする。

日本防衛秘録はこんな本です

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