日本人の矜持: 九人との対話

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103274063

作品紹介・あらすじ

日本が誇りと自信を取り戻すために-。胸に響く対話篇。

感想・レビュー・書評

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  • ・先人のすばらしい独創性に触れるところから、卑怯を憎む心、勇気、正義、忍耐、慈愛、誠実といった武士道精神やもののあわれといった美的感受性を身につけ、失った誇りを取り戻すしかない。
    ・卑怯な真似をするなとか、嘘をついちゃいかんのは理由はない。子どもには押し付けないといけない。
     年長者の言うことに背いてはなりませぬ。
     年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ。
     虚言を言うことはなりませぬ。
     卑怯な振る舞いをしはなりませぬ。
     弱い者をいぢめてはなりませぬ。
     戸外で物をたべてはなりませぬ。
     戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ。
    「ならぬことはならぬもの」です。

  • 基本てきには、「戦後の日本人がなくしたものはなにか」がテーマ。年寄りのおせっかい、とも言えるが、戦前戦中を知らない私たちは傾聴すべきかも。
    実行するかどうかは、聴いてから決めればよいので…

  • 五木寛之との対談での戦前歌謡曲、敗戦時の大陸からの引き上げについて印象的。

  • 数学者の藤原正彦氏と9名の著名人との対談集。国語教育、特に読書の必要性を情熱を込めて語る氏の思いに共感する。斎藤孝氏、曽野綾子氏、五木寛之氏、ビートたけし氏等との対談が面白かった。

  • (「BOOK」データベースより)
    日本が誇りと自信を取り戻すために―。胸に響く対話篇。

  • あまり頭に残っていない

  • 著者の主張(日本語教育、特に読書の重要性、ゆとり教育への批判など)が一貫していて分かりやすい。
    大前研一氏の著作からの情報のバランスをとる意味では、個人的に有用であった。
    対話者は主張がぶつからない人が選ばれているのだろうが、議論をたたかわせてくれると、より参考になると思う。
    11-15

  • 友人の昨年の電車読本ナンバー1。各界の著名人と「国家の品格」著者との対談本。子供の教育の指針となるようなエピソードがあり、参考になる。

  • 日本再生へのヒントを与えてくれる、素晴らしい本です。

  • メモメモ。
    読書の時間・文語復活。
    シンプルで美しいものが正しい。
    欧米:自然が征服すべき対象
    日本:人間が自然の一部であるという神道的な考え方が世界を救う

    なぜこころがなくて「態度」?
    教育基本法・愛国心の涵養・我が国と郷土を愛する態度
    愛国心→祖国愛、ナショナリズム

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著者プロフィール

お茶の水女子大学名誉教授

「2020年 『本屋を守れ 読書とは国力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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