盲目的な恋と友情

  • 2325人登録
  • 3.45評価
    • (79)
    • (318)
    • (384)
    • (59)
    • (15)
  • 368レビュー
著者 : 辻村深月
  • 新潮社 (2014年5月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103283225

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

盲目的な恋と友情の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • まず、装丁がヒグチユウコさんで、美しく物悲しい世界観を鷲掴みにされます。
    以前何かのインタビューで、著者がズルズル引きずるタイプと答えていたのが本作品で生きているんだなぁと、勝手にほくそ笑んでました。
    今迄になかったえげつなさが、デビュー当時からは想像出来ないし、今年はデビュー10周年であと2冊出版されるので、楽しみにしている。

  • なんとなく手詰まりというか、
    才能が枯渇してきたのではないかと思ってました。。。
    今もちょっと思ってます。。。

    ちょっと裏技(?)です?!

    19日にこの「盲目的な恋と友情」を中心にした懇親会に参加しました!
    そこで生「辻村深月」さんとちょっとだけお話ししたのです。

    ちなみに、
    この懇親会に参加する人は事前に「盲目的な恋と友情」を読ませていただくことができ、
    もちろん読んで行きました!
    だから、
    感想をあげるのがはやい(笑)

    今までの何作品かを読んで、
    「直感」で書いてたのが「考えて」書いてる気がしてたのね。
    自分の中にあるものを素直にだしてんですが、
    ある時から、
    自分の中にあるものをどう表現しようかと悩みながら書いてる感じがしたの。

    話しを聞いて、
    「白」い作品と「黒」い作品があるんだって。

    「サクラ咲く」なんかは「白」い方よね。
    今読んでる、
    「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」は「黒」い方なんじゃないかな?
    当然、
    「盲目的な恋と友情」も「黒」い方なんですよ。

    「白」い方は、
    まだ読んでないんですが「島はぼくらと」が、
    「白」い方の自分が書きたくて書ききった作品なんだって。
    読みたくなったわ!
    じゃ、
    と、
    思ったのが「盲目的な恋と友情」は?
    そう、
    書ききったって言ってなかった!
    「黒」い方はまだ余力を残してるのです!
    で、
    読めば分かるし、
    他の人の感想や辻村さんもおっしゃってましたが、
    「あえて美波のことは書いてない」
    みたいに言ってる。
    そう、
    「星近」ももっと掘り下げて書いてもよかったはずなのに、
    読者にゆだねたそうです。

    ありかなしかは読者が決めて、僕はありでいいと思うの。
    しかし、
    そこが「余力を残して書いてない」と思える部分で、もっと出し切って欲しいな!
    と、
    心底に感じた部分であります。

    まだまだ書いていくそうです。
    まだまだ楽しませてくれそうです。
    ちなみに、
    主人公は「蘭花」ですが「シェリル」は登場しません(笑)

  • わぁ…嫌だなぁ、こうゆうの。
    でも、あるんだよね。
    うん。ある。

  • 美しく、人気者で、聡明なあの子。
    自分に無いものをたくさんもっていて、キラキラした世界に住むあの子。

    そんなあの子の1番になることで、わたしは自分の人生を豊かにできる。

    だから
    私の側から離れるなんて、そんなことさせない…

    男女の愛憎をエサにして、女友達の愛憎を描き切った傑作。

    愛と狂気は表裏一体。

  • 怖いなぁというのが第一声。恋編と友情それぞれの立場での人間模様が交錯してくるが
    るりえの卑屈さとストイックな感情に恐怖すら覚えた。
    同じフレーズが2度出てくるのも
    全然違った意味合いで響いてきて効果的。救いがないお話だったけどぞくぞくするような寒々しさも時には良い刺激なのかも。

  • 【あらすじ】
    これが、私の、復讐。私を見下したすべての男と、そして女への――。一人の美しい大学生の女と、その恋人の指揮者の男。そして彼女の親友の女。彼らは親密になるほどに、肥大した自意識に縛られ、嫉妬に狂わされていく。そう、女の美醜は女が決めるから――。恋に堕ちる愚かさと、恋から拒絶される屈辱感を、息苦しいまでに突きつける。醜さゆえ、美しさゆえの劣等感をあぶり出した、鬼気迫る書下し長編。

    【感想】

  • 恋の途中から気になり、友情は一気読みした。
    盲目的って本当に怖いな。
    こんなに誰かに執着できることも、凄い。
    他人を自分のものにはできないのに。
    私的には友情のほうが一段と怖かった。
    留利絵の自分を卑下する言葉にも少しイライラ
    した。誰でもコンプレックスはあるけど、
    それをあからさまに表に出すのは、子どもっぽい
    と思ってしまう。
    私の周りには、そういう友達がいないし、
    親友って呼べるのかも解らないなぁ。
    そういうことは重要ではないと思っているからかな。
    親友ってどういう定義なんだろう。

  • 絶世の美女らんかの恋人が落ちぶれていく救われない話と
    その友人の美人でないるりえ。

    るりえは重いけれどこういう子はいる。

    あらすじだけで読むと惹かれないけれど、
    るりえの章でネタバレがたくさんあるのでつい読んでしまう。

    図書館で今月のお勧め本

  • 題名の通り、どんどん落ちぶれて行く恋人を、それでも盲目的に好きでいることをやめられない女性と、その女性の一番になりたかった女性の話。

  • 2017/06/23

全368件中 31 - 40件を表示

盲目的な恋と友情のKindle版

盲目的な恋と友情の文庫

ツイートする