盲目的な恋と友情

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著者 : 辻村深月
  • 新潮社 (2014年5月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103283225

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盲目的な恋と友情の感想・レビュー・書評

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  • 2014.06.26読了。辻村深月最新作。最近の私的辻村深月ラッシュで多分アンソロジーとホラー覗いて全部読んだと思うけど、最近初期の作品ばかり読んでいたせいか、久し振りに合わない作品。期待していた白辻村さんじゃなく、黒辻村さん。ハッピーエンド好きとしては、残念。
    まさにタイトル通り、恋に、友情に、盲目的になる2人の女性。恋に執着する美女の蘭子と、その蘭子に絶対な友情を求め、恋を否定する留利絵。それぞれの目線から描いた、『恋』章と、『友情』章。2人とも、恋人を、友人を、追い求めているように見えて実際は、そんな特別な自分、も、好きなのでしょう。酔い痴れてる?女って時として、優しい顔して、とても残酷だ。
    装丁が、すごく素敵。

  • 辻村作品を読むのが惰性になってきている自分がつらい。初期作品にあった、張り巡らされた伏線、頁を繰る間も惜しいほど先が気になるストーリー展開、魅力的なキャラクター、そしてあっと驚く結末。そういう作品を期待して読むが、空振りに終わるということを繰り返している気がする。
    確かに女同士のあるあるやスクールカースト、だめんずうぉーかーあるあるの描写は上手いけど…『子どもたち』でのそれは面白いと思えたけど、本当に読みたいのはこういうのじゃないんだよ!と思ってしまう。

  • 美人と不美人。
    美人がダメ男にはまって、結局殺人。
    それを見ていた不美人がアリバイ捏造。
    新たな男との結婚式で警察乱入。
    救われない話。

  • 【ネタバレあり】

  • 怖い話だった。
    面白いけど怖かった。

  • 蘭花も瑠璃絵にも共感できず。
    女の嫌なところを突きつけられる。
    その辺りを面倒だ、気持ち悪いと思ってしまうところが
    私に友人が少ない理由か。

  • 蘭花、留利絵、茂実

  • 人間のドロッとした汚い部分が上手く書かれてるなあって感じがしました。
    他人に執着し、依存し、自分を満たそうとする弱さも。

    ただ、私は「恋」も「友情」も読んでて不愉快でした。

    特に留利絵は不快。
    親に愛されなかった事によって、何を差し置いてもどんな犠牲を出しても「自分を愛して欲しい」という
    歪んだ自尊心が生まれてしまい、他者を見下し、自分を卑下するようでいて常に自分が
    主役になろうとする。常に優先すべきは「自分が選ばれる事」。

    否定出来ない人間像であり、同じような感情を持ってないとは言えないけれど、
    身近には居てほしくないタイプの人間です。

  • 恋と友情の2編連作です。
    恋は盲目と言うけど、まさにといった内容。
    母親は元宝塚の美しい女性、蘭花が盲目的な恋に陥る。そんな彼女を屈辱的な目にあわせたい菜々子の存在。美しい蘭花の一番の友達でありたいコンプレックスの塊のような留利絵。女のドロドロしたものが書き起こされています。
    留利絵がいちいち怖い。救いがない。痛々しい。ここまでの嫉妬や劣等感はあまりに幼稚で後味がものすごく悪いです。
    なんだか別の作家さんの本のように感じた。

  • 読後感は…はっきり言って悪いです。
    《恋》よりも《友情》の方がはるかに悪い。

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