坂ものがたり

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 54
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103286813

作品紹介・あらすじ

坂の町・江戸。暮らしを見守る四つの坂を舞台に、たとえ苦しくとも毎日をていねいに、誠実に生きる人々の想いを温かく綴る連作短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 2017.3.22.

  • 人情江戸彩時記 「月凍る」と、文庫化に際し改題される。
    (平成22年11月)
    4つの物語が、書かれており、春夏秋冬に、聖坂、鳶坂、逢坂、九段坂、、、
    物悲しさの残る作品が多い。

    藤沢周平の「橋ものがたり」も良かった。


  • 坂をからめた人間模様。
    なんか、がっかりな話ばかり。読了爽やかにはならんなー。

  • 夜明けの雨 聖坂・春
    ひょろ太鳴く 鳶坂・夏
    秋つばめ 逢坂・秋
    月凍てる 九段坂・冬

  • いいことも悪いことも、町はのみこんでくれている。
    坂と春夏秋冬にのせて4つの心あたたまる短編集。

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著者プロフィール

藤原緋沙子(ふじわらひさこ)
高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒。シナリオライターとして活躍する傍ら、小松左京主催の「創翔塾」で小説を志す。2013年に「隅田川御用帳」シリーズで第2回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。本書は土佐の絵師として人々の幸せを願い描き続けた金蔵の生涯を温かい眼差しで活写した渾身の時代小説。著者の作家生活20周年記念作品である。著書に「橋廻り同心・平七郎控」シリーズ(祥伝社文庫)他多数。

「2023年 『絵師金蔵 赤色浄土』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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