- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103289814
感想・レビュー・書評
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漫談家、漫才師として生きる女性の葛藤と成長を描く。
作者は講談師とあって、自身の経験も交えているのかな?と思いました。
主人公・コトリがあまりにも不器用で「どうしてそうなっちゃうの…!」とヤキモキし、応援したくなります。
ストーリーは5章から成っていて、年齢は明らかにしていないものの、章を追うごとに数年ずつ経過しているようで、コトリの芸人、人間としての成長ぶりが見えるのがすごいなあと思いました。
相方・みゆきの憎めなさにもハマッてしまいました。
読んで元気がもらえます!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
漫談家になったコトリ姉さんのお話。切ないんだけども、おかしくて。頑張って生きている後ろ姿がすごくかっこいい。最後にホロっとくるとてもいい本です。
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現役芸人ならではの語り
頑張って邁進する姿、良いです -
第6回新潮エンターテインメント大賞。
面白かったけど、時間が急に飛びすぎるのがマイナス。 -
芸人として生きていく女性の、成長?葛藤?覚悟、そして喜びの物語。
妹弟子や後輩への嫉妬の描写が、リアルでイタイ…突き刺さる…
連作短編で読みやすいが、作品ごとの年月経過ぎ分かりづらく、ちょっと戸惑う。 -
芸人の世界というのは、こんなものなのか・・・
性差によるハンディキャップは、こんなところにも潜んでいる。
それにしても、いつの間にやら、
年齢を重ねたりしていて、理解するのに時間がかかってしまった。 -
冴えない女芸人。
どこで、引退を考えるか。
生涯芸人か。
女性だから、とか、やっぱり思ってしまう。 -
漫談家の神田茜さんの二作目。待ってました!
コトリは、売れない漫談家。結婚式の仕事をしたりしながら食いつないでいた。ある日、司会をした結婚式で花嫁が失踪。しかし、披露宴は続行し・・・
「おふ・・おひとりでの晴れやかな入場です」などなど、迷司会をくりひろげる。
思わず電車のなかでもくすっと笑ってしまう読み物。
働くってどの業界でもたいへんなことだ。 -
女子芸人とは一番女子の凄味を感じさせる人だと思います。女が一人で生きていく、そのドロドロ感がリアルでした。かっこなんてつけていられない、でもつける、すると超かっこ悪い。年齢を経ていく流れでの、心境の変化がリアルでした。