凶刃―用心棒日月抄

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著者 : 藤沢周平
  • 新潮社 (2003年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103296157

凶刃―用心棒日月抄の感想・レビュー・書評

  • 13/12/13 このシリーズの最終本。いい結末だ。

  • 『刺客』から16年後、青江又八郎は40歳を越えており、藩の近習頭取に就いていた。ある日、青江は嗅足組解散の指令を江戸屋敷に伝える密命を受けた。使命そのものは秘密であるが、今回は前3回と異なり公務として江戸に向かう、半年の期限が設けられるが、嗅足組頭の佐知や旧知の江戸の人々との再会も束の間に、青江は、藩の重大な秘密についての争いに巻き込まれていく。本シリーズ最終作品であり、長年の佐知との関係に決着をつける作品となる。当時の年齢からすると武士の隠居前の、後片付け悲しく・寂しい結末になってしまった。

  • 用心棒日月抄シリーズ最終巻。
    大きな秘事を追っていての日々。
    今までのように生活のため用心棒をしているわけでもないので
    読者としてはちょっと退屈。
    用心棒仲間の細谷にはがっかり!

  • 前回から16年後の設定。
    確かに短編が続く、前の三部に比べると
    長編のため、メリハリがつきにくい。
    が、長編だからこそ、二人の恋愛模様も
    ゆっくりと楽しむこともできる

    終わりがHappyで救われた。

  • 用心棒シリーズの最終巻。図書館でなかなか見つからなくて(^^;
    まぁ、実際は3巻で完結、この4巻目は番外じみてます。なんせ、16年が経過していますから。僕は山本周五郎ファンですが、武家物の建前話は好きじゃありません。この用心棒シリーズも藩内の勢力争い、暗躍という部分は抵抗あるんですが・・不倫相手の佐知さんが好きで(笑)
    周五郎作品でも「ながい坂」のつるさんに憧れました。描写は少ないんですが、さりげなく色っぽい(~0~)
    藤沢作品はあまり読んでませんので、これからの楽しみです。

  • これはねえ。読む順番を間違えました。どうやら「用心棒 日月抄」というシリーズがあり、それの番外編後日談みたいな巻なんですよ。この巻末を見るだけでも 「用心棒日月抄」「日月抄 孤剣」 「日月抄 刺客」 と3作品あるみたい。用心棒稼業の剣の達人 青江又三郎の周りに起こる事件。そしてシリーズのどこかで又三郎と恋に落ちる女嗅足(忍者みたいなもの)の佐和。その後16年後に、またある事件を気に2人が再会する、てなかんじではじまっていきます。過去の人間関係とか事件の展開なんかを知っていたほうが、倍楽しめるであろう作品。以前は20代のバリバリの男ぶりだったらしい又三郎と、以前は口数少なくクールに殺人までやってのける暗めのジャパニーズ・ニキータだったらしい佐和が、いまではちょっとオナカもでてきちゃった中年になった又三郎と、ちょっと積極的な熟女の色気も出てきちゃった佐和になってたり。そういうギャップも、以前の作品を読んでたらなおさら楽しめるのかも。常連の登場人物の末路もこの作品で明かされているかんじ。これはぜひ、シリーズ最初から読み直して、また最後に味わいたい作品です! いつか再び感想欄に登場するかも。。。。( ´艸`)

  • 青江さまも中年か・・・と思うと意識的に読むのを避けてしまっていました。が、結論から言えば一冊目に負けるとも劣らぬおもしろさでした。いままでのシリーズとは違い、全編通してひとつの謎をおっているからなのか、派手な立ち回りのシーンよりも謎解きのほうが印象に残りました。後半、どんどんと核心に近づいていくあたりは、もはや推理小説のようだなという感じです。佐知との関係の結末はちょっとずるいな・・・というようにも思えましたが、やっぱり青江さまは中年になってもかっこよかったです。

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