希望という名の絶望: 医療現場から平成ニッポンを診断する

著者 :
  • 新潮社
3.63
  • (0)
  • (5)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 32
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103299417

作品紹介・あらすじ

希望と絶望、理性と感情、運命、哀歓…。必死に生き抜いてきた患者さんが教えてくれたことは、千年に一度の大震災の後も変わらぬ心理が内包されていた。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 医師なのにいろんなことをよく考えていると思う。印象に残った言葉。
    スポーツは、国と国との代理戦争。スポーツ選手には勝てと声援すべき。
    人間の希望は目前にある一里塚を指し示すこと。
    医師の仕事とは、死者をみおくること。
    現代は、情報メタボで、素人には情報選択が難しい。
    プロの努力に対して敬意を表するのは当たり前。教えてくれる人に対しては畏敬の念をもつこと。
    イデオロギーの相違は絶対的なもので決着をつけるには暴力によるしかない。
    引退の時期難しい。

  • 肺がんを専門にする医師が本音を語っている.「冷静な対応」ってなんだ,「議論を尽くす」とはどこまでか 等々,納得できる話が満載だ.

全4件中 1 - 4件を表示

里見清一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×