見送ル: ある臨床医の告白

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著者 : 里見清一
  • 新潮社 (2013年8月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103299424

見送ル: ある臨床医の告白の感想・レビュー・書評

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  • 小説の体はなしていない。手記というわけでもなく、他人に見られることを想定して書いている日記みたいな中途半端さ。
    内容としては、まぁこれが現実なんだろうなという感じ。

  • 医者であること。

  • 昨今の医療ドラマとは違い、著者が臨床医であることからくる生々しさや臨場感が伝わってきました。

  • 人は必ず死ぬ。どうやって死にいたるかが千差万別なんだな。この本は肺癌にかかったケース。
    まずはヤブ医者にはあたりたくないな。病院も選ばなきゃいけない。癌研は癌が治らないと判った瞬間に病院から出て行けって言われるんだそうだ。ツライね。
    治る見込みもないのに、医者や家族の体面だけで延命や治療をされるのも勘弁だな。心臓マッサージをやると肋骨が数本折れるんだそうだ。

    じゃあ、どうしたらいいんだろうね。運を天に任せるってことかな。

  • 途中で読むのをやめた。

  • 「小説」でしか描けない、現役医師だけが知る病院の現実。

    最期まで同じ病院で診てもらうこと、一人の医師に診てもらうことは幸運な事なのだと思わされる。

    父を末期の肺がんで送った私には身につまされた。

  • 小説だと思って読み始めると戸惑う。まるで、医者の手記のようだから。
    書いている人自身も、どっちだかわからないけどとにかく書いているようで、つまりは、名称を変えて、多少事実を構成しなおした、小説っぽい手記だと思えばいいのかもしれない。小説的な結構は見当たらないのだから。

    そして、そういうジャンル分けがどうでもよくなるくらいの、圧倒的なリアリティである。これが医者の本音なのだとしたら、医者にかかることはとても恐ろしいことだと思った。
    まあ、医者だって仕事なのだから、事務的にもなるだろうし、身も蓋もない考え方にもなるだろうと思う。
    がんになってしまうことの、本当の恐ろしさの一端を知ることができる貴重な書であると思う。
    がんが怖いというよりは、やはり治療とその影響、病態そのものが恐怖の対象なのだな、と改めて思った。
    こんなに「死ぬこと」をリアルに描写している文章は初めてだった。

  • フィクションなのか、ノンフィクションなのか、わからない。

    ただ、医者の本音のようなものが、
    ありのまま記述されていて、とても面白い。
    専門用語はよくわからないが、読みやすかった。

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見送ル: ある臨床医の告白の作品紹介

『偽善の医療』『衆愚の病理』の著者が描く、医者と病院の真実! 医者だって人間だから、患者の好き嫌いは当然あるし、贔屓もすれば、外科と内科の対立も日常茶飯事。ほとほと疲れる日もあるけれど、輝く笑顔で退院する患者を、見送る。力を尽くしてもひっそりと消えゆく命を、見送る。どちらも私が選んだ仕事……。現役医師だからこそ「小説」でしか描けなかった、命の現場のいま。

見送ル: ある臨床医の告白はこんな本です

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