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- Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103318248
感想・レビュー・書評
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「男はつらいよ」公開当時、つまり最後の48作目公開の1995年迄、劇場では観たことは1度も無くその後BS放送で観て以来のファン。寅さん演じる渥美清の、あの顔あの表情、独特な用語センスと声色、可笑しさに惹かれた。
2019年の「お帰り寅さん」を劇場で観て残念だったけど、公開前宣伝かTVの特番の中での共演者の渥美さん評は、結構神格化され表面的なものだったんだろうと認識出来たのもこの本のおかげで読んで良かった。
まだ若く駆け出しの頃からたまたま家が近所だった事とウマがあったのか人嫌いの渥美さんと著者とは深く付き合う中、著者は常に冷静な批評眼を持って接している為、渥美清本名田所康男の本当の姿、人間性を描く事が出来ていると思う。
駆け出しの頃とか、藤山寛美、ハナ肇、フランキー堺、植木等など同時代のライバルのエピソード、男はつらいよシリーズ化時の松竹の裏事情とかも面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
H20.9.24.IBF.196