新任巡査

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著者 : 古野まほろ
  • 新潮社 (2016年2月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (653ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103327431

新任巡査の感想・レビュー・書評

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  • 古野まほろによる、警察青春ミステリ。
    警察官の実態をトレースできるお仕事小説と、著者流をしっかり散りばめた青春小説との側面を持ち合わせる良作。
    一定量警察小説を読む自分には、前者としてとても興味深い作品であった。
    警察、特に地域警察の文化、組織体系、業務、テクニック、日常…と、部分的には解説されても総覧的に教えてくれるものは他になく、これまで読んだもの、これから読むものいずれにもプラスに作用すると思う。
    ちなみに、600pと著者久々の大作であったが、今度は青春ものとしての魅力からであろう、するする読めた。
    4

  • 順番を間違い『新人刑事』からのこの作品だが張り巡らされた伏線、圧巻のディテール、そして何よりも初々しい新任巡査の奮闘と周囲の親心…。面白いだけでなく職種は違えど新人育成のバイブルとなりそう…。前半のOJTが後半一転して怒涛の展開に。600ページ超が苦にならない。めったに出ない★5つ。

  • 2017_10_12-90

  •  大きな驚き。
     大きな収穫。

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  • 上原頼音(ライト)、内田希(アキラ)という2人の新任巡査が主人公。
    非常に大部なこの小説のほとんどは、この2人が配属された交番での警察官の仕事内容(立番、巡回連絡、警ら・職務質問など)の紹介である。しかし、それがとてもリアリティがあって、非常に面白い。まるで自分が新任巡査になったかのような気分になる。実際には、この小説に出てくるような職務に誇りを持ち、ストイックな警察官ばかりではないとは思うが、警察官の方達への尊敬の念が湧いてきた。
    後半100ページくらいから、怒涛の勢いでミステリー小説としての話が進展するが、それも意外性があり、面白かった。ちょっと設定に無理がある気はしたが。あと、良いキャラではあるのだが、赤間係長の「だろう」口調がちょっと鼻についた。

  • 新入社員に求めすぎなんじゃないかしら。求める側がそこまで要求できるほどのレベルなの?等々フィクションに現実社会の辛みを重ねすぎて前半読むのがしんどかった。
    警察官であっても犯罪者に変わりはないのに逮捕することが裏切り者扱いになるて頭おかしすぎだ。微妙な読後感でした。

  • 「愛予県」というから愛媛県がモデルか。まあ、どこでも良いのだろうが。

    文体が独特でやや読みづらかったりするが、違反取締など一市民からするとわずらわしい、得点稼ぎについて警察内部からみた理由づけがわかって興味深い。

    後半の急展開で突然緊迫するが、犯人や犯行の経緯など、説得力に欠ける。
    本書の通り、警察上層部の犯行が露見しづらいのが事実であれば、大問題だろう。

  • 話がくどい。洗脳教育のよう。
    読むのに疲れた。

  • 憶えているうちのメモとして
    警察官ってこんな感じなんだと、少なくとも本人は新人虐めに遭わなくて良かったんだとか、証拠等遺失物がでたときは全体責任であるべき、一個人を責めない。警官の自殺者が増えないことを祈りますね。  で、本文の謎解きは、随分グロイ内容です。腐った遺体も見るのかな、今は知らない内に独居老人が死んでたなんて多いですから、警官さまさまですね。 

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新任巡査の作品紹介

あなたは交番のことを、警察官というお仕事のことを、何も知らない――。凡庸にして心優しい頼音。ある能力を備えた男勝りの希。ふたりの新任巡査の配属先は駅の東と西にある交番だった。毎秒成長し続けなければ、警察官としてやっていけない――。元キャリアの著者にしか描きえない圧倒的ディテイル。深淵を知る者だからこそつける噓。最前線をぶっちぎりでかけぬける、まったく新しい警察小説、誕生!

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