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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103334910
感想・レビュー・書評
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「黒い輪」からのIOC関連本。猪谷さんはまだIOC名誉委員でもあるし、悪口は書けない立場だろうという前提で読む。それでも滲みでるIOCの魑魅魍魎ぶり。サマランチの独裁。さらっと「機嫌を損ねたサマランチ会長は、それから2〜3年、私のことを無視した。公式の場ではともかく、プライベートでは一切、口を利いてこなくなったのだ。」などと書いてある。怖っ。
内部の方の本なのでこれだけではIOCの全貌はわからないが、他の本とあわせて読めば怖さ?倍増。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
およそ30年にわたりIOCの委員として活動していた著者が、オリンピックの裏話をたっぷり綴っている。サマランチ元会長の功罪もそうだが、ロサンゼルスオリンピックをきっかけにして商業路線となっていった話が興味深かった。
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読了。東京招致に向けて今だからこそ読んでみた一冊。オリンピックという巨大組織の内情とIOC委員というテレビの中の人達について描かれる。予想以上に俗人的だな、という感想とテレビやマスコミ・スポンサーとの関係など面白い。