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- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103336624
感想・レビュー・書評
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信長が倒した領主たちを主人公にした短編集。
その負けざまといってもそれぞれに
死生観、美学、人柄がもろに描かれていて面白い。
容姿の描写は少ないが
そういった言動から人となりや風貌が
生々しいくらいに想像ができ
グッと引き込まれて読み切った。
死に至るにしても、皆心穏やかな状態で
ある意味ハッピーエンドであり読後感も良い。
戦国時代という、評価軸が戦しかない
今とは全く違う価値観に生きる人たちは
とても奇異で、嫌悪すら感じることもあったが
余計なものがない分清々しく、美しくも見えた。詳細をみるコメント0件をすべて表示