アルプスを越えろ! 激走100マイル―― 世界一過酷なトレイルラン

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著者 : 鏑木毅
  • 新潮社 (2013年3月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103337416

アルプスを越えろ! 激走100マイル―― 世界一過酷なトレイルランの感想・レビュー・書評

  • UTMB 群馬県庁 「行ける! 俺はここで死ぬんだ」 コーラ 走馬灯 ジェル 得られる効率が高い ハンガーノック 地獄の終わり ツヨシとヨワシ 予感 陶酔感 160 体脂肪を使える身体をつくること 時を止めた男 マルコ・オルモ 走ることは人生のリベンジ キリアン・ジョルネ 走るか、死ぬか ザノースフェイス UTMF 早稲田 箱根駅伝 青梅

  • 鏑木さんの経歴、UTMBの記録、UTMFが出来るまでのエピソードを知ることが出来ます。トレランはオリンピック種目でもないし、プロ選手の数も少ないし、ツール・ド・フランスの様な自転車ロードレース程の知名度もないけれど、人が一生をかけて挑戦する価値のあるおおいなる「遊び」である。人柄の良さ、穏やかな性格の中にある強烈な闘争心。やはりどんな分野でも一流の人は違うものである。

  • とても面白かった。トレラン的な内容もだけど、ノンフィクションな本として面白く読めた。トレランやりたくなった!

  • やる気になる

  • 時々手にとって、モチベーションを揚げるようにしています。(*^_^*)

  • プロトレイルランナーの鏑木毅さんの本。
    学生時代の話からプロトレイルランナーになるまでの話、UTMBの話やUTMF開催までの話など、これまでの活動が語られている。
    ただ、一番心に残るのは、究極的には「遊び」と捉えているということ。
    以前読んだ、スコット・ジュレクの本でもそうだったが、本当に野山を駆けることを楽しんでいることが伝わってくる。
    楽しんでいるからこそ、辛いトレーニングにも、過酷なレースにも耐えられる。
    これは、トレイルだけでなく、あらゆるスポーツ、仕事、引いては人生に通じるものだと思う。

    さて、本はたっぷり読んだし、俺もそろそろ野山に出なきゃ!

  • お、同い年じゃないか。おっさんでも160km走れるのね。頑張ろw

  • 鏑木毅のプロフィール本。中身は薄い。

  • トレイルランの日本のトップランナーの鏑木さんの著書。私自身もまだ一回しかトレイルランをやったことがないが、その楽しさ・つらさ、そして達成感は、ロードとは大きく異なるものがある。著者は、公務員からプロランナーになり、日本だけでなく、世界のトップクラスのレースに参加しており、そのチャレンジ精神は尊敬に値する。オンの月で1,000km、オフの月で300kmというトレーニングには及ばないが、私も少しでも走り込みたいと思う。基礎的なスタミナは、10年単位のトレーニングで培われる、というのは納得で、最近少し体力が落ち気味な感じがするので、グローバルで戦うためには、ベースの体力をもっとつけないといけない。しかし、知らない世界にスゴイ人っているもんだ。

  • 敬愛する鏑木毅さんの自叙伝。
    早稲田大学競走部のエリートランナーだと思ってたけど、違った。
    二浪して一般入試で入学して、競走部に入部したけど、怪我で挫折、そして退部した。
    この悔しさが、その後の活躍の礎になったのだろう。
    また、その人間味溢れるところが、誰からも愛される所以なんだろう。
    決してエリートランナーの道を歩んでこなかったからこそ、見えてくるものがあるんだと感じた。

  • トレイルランニングの国内第一人者の挫折と復活の半生記。
    二浪して入った早稲田で駅伝選手を目指すも挫折。地方公務員の20代後半で再度走り始め、UTMBで上位に入りThe North Faceのスポンサードを受け独立もUTMB3位となった後でアキレス腱を痛め練習がほとんどできなくなってしまう。しかしその間に、5年がかりでUTMFを成功させるなど、レースでもレース外でも後半の粘りで着実に目標に近づく姿がとても清々しい。

  • 鏑木さんの自伝。苦しい時は「鏑木毅たれ」と唱えるらしい。格好良い。

  • 日本におけるトレイルランの第一人者である、鏑木さんの、トレイルランに出会ってから数々の過酷なレースを体験し、そのなかでも特に厳しい、UTMB参戦時の苦闘、および日本初の100マイルレースである、UTMF開催までの苦悩を描いた一冊です。

    早稲田大学で箱根駅伝を目指しながら経験した挫折、群馬県庁に勤務しながら、突然出会ったトレイルラン、そしてプロになるまでの仕事との両立、怪我との激烈な戦いなど、まさに鏑木さんの波乱万丈な人生を感じます。
    その中で鏑木さんの驚異的な精神力に敬服し、また心からのトレイルランへの愛も読みとれます。

    もっと多くの人に、トレイルランの魅力を知ってもらうための読み物としてはピッタリだと思いますし、100マイルレースへの意欲も掻き立てられます。

    普段はとても穏やかですが、本当に苦しい時には、「鏑木毅たれ」と己を鼓舞し続けるその強さに、感銘を受けました。

  • いっきに読みました。ぼくら、トレイルランナーにとって、あこがれの人、鏑木さん。激闘の跡が、よくわかります。モチベーションがわきました。今日から、また、走るぞ。

  • 陸上競技「トレイルランニング」の国内第一人者、鏑木毅氏の自伝。ザ・ノース・フェイスとスポンサー契約を結んでおり、ポスターや雑誌などで見かけることも多い。

    トレイルランニング、略称トレランとは野山を走るマラソンといったところだ。自分も数年前から山登りをはじめたおかげで、この競技の存在は知っていた。
    一度だけ、山中で練習中のランナーを見かけたことがあるが、歩くだけでも大変な山道を風のように駆ける姿、そしてすれ違いざまの爽やかな挨拶に、ただただ羨望の眼差しを送るしかなかった。

    鏑木氏は名門早稲田大学陸上部出身との事で、さぞ輝かしい競技人生を送った後に、トレラン界へ華麗なる転身というパターンかと思っていた。
    しかし実際には二浪を経ての一般入学、高校時代に発症した腰痛との闘いなど、相当なご苦労があったようだ。
    トレラン選手として活躍する今も、糖質より体脂肪を先に燃焼させるための食事制限など、とても我々一般人には真似のできないストイックな生活を送っている。

    本書には鏑木氏が出場した世界最高峰レース、「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UTMB)」の様子が紹介されている。コースはフランスのシャモニーをスタート後、イタリアとスイスを巡ってフランスに戻るという、信じられないほど過酷な全長160kmの山岳地帯だ。
    狡猾なライバルとの駆け引き、悲鳴を上げるアキレス腱、胸筋の疲労による呼吸困難、薄れてゆく意識の中で思い出す保育園の帰り道・・・・・・何度も何度も自分を鼓舞しながら走り続け、スタートからほぼ丸一日後に迎える人生最良の日。

    スリリングなレース展開の描写に、一瞬ランナーに併走しているような錯覚を覚えた。こんなにも過酷な状況は、どんなに優れた作家でも伝えるのが困難だろうと思う。実際にこのレースを走った鏑木氏にしか表現できない世界なのだ。

    あのとき山道ですれ違ったランナーも、いつか同じ感動を味わうのだろうか。子供の頃から持久力に自信のない自分には、全く別世界のお話だ。でも、これ以上ない苦しみの後に味わう最良の瞬間を、読書という形で共感させてくれたこの一冊に感謝である。

  • この本を手に取る人の多くは鏑木氏の存在を雑誌やNHKのワンダーワンダーあるいは激走モンブラン2011(http://www.youtube.com/watch?v=sJtplxRDl1A)で事前に知っている方たちだと思われます。そういった方たちにとってはウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UMTB)の過酷さを映像イメージでとらえられるので前半のレース回顧の部分はすんなりと頭に入ってきて楽しめるでしょう。

    依然として鏑木氏は現在トレイルランナーとして活躍している一方、大会プロデュースも手掛け始めており、UMTBを知らない方でも、後半部のUTMF(ウルトラトレイル・マウントフジ)の記念すべき第一回を開催するに至る運営側の話はランニングを趣味としレースに参加している方なら裏話的にとらえられて十分面白い内容です。

    鏑木氏のお人柄はテレビでのトークシーンのみからの判断となりますが、一流のアスリートながらもおごり高ぶることのない人となりを感じていましたが、この本の文章からも十分その人柄が伝わってきます。前半部分に書かれている若き日の多くの挫折が鏑木氏をそういった人柄にさせてくれたのではないかと思います。

  • なんで山を走るのか。意味がわからん。
    この考えは山なんて行ったこともなかった5年前もそうだったし、
    登山を始めてその楽しさとつらさを知った2年前もそう思ったし、
    70キロのトレランを走ってその辛さを実感した今もそう思うし、
    この本を読んで、100マイル走る喜びを聞いた今でもそう思う。

    でも、徐々に山を走る方向に自分が傾いているのは、
    知らぬうちに山の底知れぬ魅力にひかれているからなんだろう。
    沢山練習したくないから、100マイルは走らないけど。
    なんて言ってるのも今のうちかもしれない。
    自分を突き動かす野生の衝動が怖い。

  • ヤバい!この本は本当にヤバい!

    読んだとたんにトレイルランニングをしたくなってしまう。
    しかも、分不相応にもUTMFに出たいとさえ思ってしまう。

    読みやすい文章で、UTMBを中心に話が進んでいきグイグイ引き込まれて一気読みでした。

    続編としてはUTMFをはじめとする、幾つかの国内トレイルレースを詰め込んだ本を出版して欲しいと思いました。

  • 恐らくは口述筆記であろう、2時間も掛からずにサラリと読めるソフトカヴァーだが、その実、内容はすこぶる濃い。
    挫折の連続だったという学生時代を経て公務員になり、県庁職員として働きながらトップトレイルランナーに上り詰めた日々。
    世界最高峰クラスのレースであるウルトラトレイル・デュ・モンブランへ繰り返しアタックした、その壮絶な戦いの様子。
    そして日本初の100マイル山岳レースとなる、ウルトラトレイル・マウントフジを立ち上げて成功に導くまでの苦闘に満ちた流れ。
    それぞれのトピックスだけで本を1冊ずつ書けるんじゃないか、と思われ、これらをすべて本書に詰め込んでいるのがもったいないとすら感じる。
    どのような分野においても、努力と行動によって道を切り拓いてきた第一人者の言葉は重く、そして興味深い。
    私たちのような常人からすると、大変な偉業に思われるような事柄が、どれも本当に何でもないことのようにサラッと綴られているから、まったく恐れ入る。
    と同時に、ご本人がいくら、大して才能に恵まれているわけではない、と自身のことを評され、実際に本音でそう思っていらっしゃったとしても、やっぱり天から授けられた特別なギフトを備えているんだなあこういう人は、と読者は思い知るより他にない。

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アルプスを越えろ! 激走100マイル―― 世界一過酷なトレイルランの作品紹介

目指すゴールは160km先、「登り」の総計はエベレスト以上-国内第一人者が初めて明かす「究極のマラソン」の世界。

アルプスを越えろ! 激走100マイル―― 世界一過酷なトレイルランはこんな本です

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