ぼくのともだち 〜Maru in Michigan〜

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  • 新潮社 (2013年10月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103341123

ぼくのともだち 〜Maru in Michigan〜の感想・レビュー・書評

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  • 『ことばはいらない』の続編、というか姉妹編である。
    前作はほぼ写真のみだったが、本作では母・ジョンソン祥子さんのエッセイが付く。
    時系列的にはこちらの方が前に当たる。赤ちゃんである一茶くんが家族の一員となり、成長していく1年間が綴られている。

    少し変わった毛色で凜とハンサムなマルは、赤ちゃん誕生の前からジョンソン家にいた先住犬だった。祥子さんは一茶くんの出産にあたり、マルが赤ちゃんを受け入れることが出来るよう、さまざま気を配る。
    マルは「不思議な生きものが来たよ」とばかりに、やや警戒し、そして焼き餅を焼く。
    少しずつ心を開き、赤ちゃんに近付いていく犬。
    初めは怯え、だが次第に興味を持ち、仕舞いには犬を追いかけ回し始める赤ちゃん。
    祥子さんのカメラは、一茶くんの表情はもちろん、マルの気持ちも的確に捕えている。日々、ふたりを見守っていることがよくわかる。

    異国の子育ての心細い日々。
    ミシガンの長い冬の後の短く輝かしい夏。
    個人的にはこのあたりを綴ったエッセイにもとても共感を覚える。

    スタイリッシュでかつかわいい。ほのぼのと愛にあふれた写真が満載である。

    眺めていると、とてもしあわせなのだ。なのに何だか涙が出てしまうのだ。
    このしあわせが一瞬だと知っているから。
    一茶くんはやがて走り回るようになり、マルも後を追うだろう。野球に夢中になるかも知れない。それともサッカーかな? マルも試合に付いていくかもしれない。一茶くんの友だちとも楽しく遊ぶかも知れない。
    それもまた、フォトジェニックなことだろう。

    けれど。
    めぐり来る夏は、去っていった夏とは違う夏。
    一茶くんはやがて大きく成長し、マルは年老いて行くだろう。たくましくなっていく一茶くんをよそに、マルは静かな日々を過ごしていくようになるだろう。そして、いつかは別れが訪れる。

    だからこそ、この瞬間がいとおしい。
    そんな一瞬を封じ込めた、珠玉の写真集である。

  • 【内容】
    柴犬マルと一茶くん。はじめましての瞬間から、かけがえのない存在になるまでの日々を綴った、ほっこりフォトエッセイ。

    【感想】

  •  柴犬マルと赤ちゃんの一茶くんの様子をお母さんが撮影した写真集です。うまれたての赤ちゃんに戸惑うマルの様子が少しずつお兄ちゃんの顔に見えてきます。タイトルは「ともだち」ですが、家族だなぁと思います。
    (一般担当/その後の2人はネットで検索。)平成29年5月の特集「みんなの家族」

  • 柴犬のマルちゃんのところに一茶くんが生まれ、次第に絆を深めていく様子に心が温まります。何気ない日常の一コマ一コマを切り取った写真がかけがえのないものになっていくことを実感しました。

  • 著者の息子 一茶君と柴犬マルの毎日を綴ったフォトエッセイです。

    とにかく可愛い!
    見ているだけで心が癒されます。
    一茶君が誕生してから1歳の誕生日まで、日に日に成長していく姿を見ていると、わが子もこんなだったなぁと感慨深くなります。

    また、最初はお互いに『なんだこれ?』みたいな関係だったのが、ふれあうにつれて距離が縮まり、『ともだち』になっていくのがよくわかります。

    仲良くなるのに言葉なんていらないってことを実践している二人の姿をずーーーっと眺めていたくなる一冊です。

    図書館スタッフ(学園前):めて

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    帝塚山大学図書館OPAC
    http://opac.tezukayama-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&category-mgz=1&materialid=2110027205

  • 「成長って嬉しいけれど、どこか寂しいね。」

    ウチに赤ちゃんがやって来た時は、ヨーキーが見る度に吠え続けてました。1ヶ月ぐらい、ずっと。
    そんなヨーキーも二年前に旅立って、六歳になった娘が、つい先日やっとその意味を理解して号泣してました。

  • 最初に見た時、泣きそうになって、買ってしまった。

  • 癒しの最高のツーショット。これ本当理想。
    そして小学校のときからずっと飼ってたビーグル犬のちゃお君を想う。

  • 友達に教えてもらった。
    人間にしか表情はないと言うけれど、
    いやいや、犬だって表情あるんです!っていう一冊。
    柴犬好き(私は雑種好き)にはたまらない。。

  • いっさくんより、実はマルの大ファンなのです(´౪`)

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ぼくのともだち 〜Maru in Michigan〜の作品紹介

『ことばはいらない』の一茶君と柴犬マルが、親友になるまでの日々。遊ぶのも、食べるのも、眠るのも。いつも一緒の一人と一匹。でも一茶君が生まれたとき、マルは心穏やかじゃなくて……。ミシガンの大自然のなか、ちょっぴりずつ距離を縮めていく二人を、お母さんだからこそ撮れる幸せショットと、柔らかな視線で綴ったフォトエッセイ。大人気ブログを元にしたほっこり連載、ついに書籍化!

ぼくのともだち 〜Maru in Michigan〜のKindle版

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