ブラッドライン

著者 :
  • 新潮社
3.64
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本棚登録 : 371
感想 : 59
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  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103343813

作品紹介・あらすじ

この医学ミステリーはすごい! オペ中の異常な死から「血の連鎖」が始まった! 止まらない鮮血、鳴り響くアラーム、飛び交う怒号。手術室は悪夢の戦場と化した! 腹腔鏡手術を受けていた准教授がありえない死を遂げた。教授選をめぐる疑惑、連続するドクターの怪死、異様な血液の謎。「missキシ」「1/2ダンス」の言葉は何を暗示するのか。若き外科医がたどり着いた慟哭の完全犯罪とは。圧巻の四百頁!

感想・レビュー・書評

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  • ハンチントン症と聞くと馴染みの無い遺伝子病ですが、狐憑きと聞くとあっーとなる人もいると思います。
    自分の所は田舎なので聞いた事が有る言葉です。

    医療事故に教授選が絡み、犯人が意外な人物。
    読み応えがありました。

  • 読むのが止まらなくなった。散りばめられているヒント、ワードが徐々に真相解明に繋がっていく。ハラハラしながらも「そういうこと!」と頭がスッキリしていく感覚を何度も味わえた。すべてを背負うことになった主人公はこのあとどうなるのかと、胸苦しさを感じつつも、また読んで迫力を感じたいと思える作品だった。

  • そうくるか。きつねつき。
    すっきりしないけど、終わりが悪くないので、いい。

  • どんどん 先を読みたくなった。
    最後は、 そーだったんだ! と

  • 医大の教授である父が術中に死亡した。そんな難しい手術では無かったはずであった。それから連続殺人が始まり、息子がその謎に迫る。最後に辿り着いたのが狐憑き。まさかの展開に面白かった。

  • 読んだことある作品だった笑笑。でも読み始めると忘れてた結末を知りたくなって読んでしまった!

  • これも医者としての知識をベースに連続殺人事件の解明につとめていく話
    最後の展開がまさかの話だったが
    これが冒頭の狐付きに繋がるとは
    よく構成された作品でした。

  • 切ない…。
    ラスト…ラストがぁ!

  • 昔の人たちの「無知」から始まった悲劇。
    家族を守るために本人までも犠牲になる…
    悲しくやるせない…

  • ハンチントン病に絡めたミステリー

    プロローグを読み返すとなるほど!となった

    家族愛も書かれてた

    医療に関わってる人が読むと面白いと思う

    犯人は意外な、身内だった、、

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著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に、「天久鷹央」シリーズがある。その他著書に、『ブラッドライン』『優しい死神の飼い方』『機械仕掛けの太陽』『祈りのカルテ』「放課後ミステリクラブ」シリーズ等がある。

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