寝台特急「サンライズ出雲」の殺意

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103344278

感想・レビュー・書評

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  • 暗殺。政治家。これが事実なら小説より奇なりなんだけど、小説だしなぁ…。首相暗殺のウワサの出所も全くわからないっていってる人に暗殺の動きがどこにも全くないんだと言われても。あんまりサンライズ出雲関係なかった。

  • サンライズ出雲の車内で・・・はなくて、出雲地方の私鉄である一畑電車の車内にて読了。
    タイトルにある、サンライズ出雲号は、あんまり関係なくストーリーが進んで行きまして、最後のところでなんだか畳み掛けるような急展開で終了。
    なんと言いますか、昔の地上波での野球中継が放送終了時刻が来て「それでは皆様このへんで」みたいな感じで終わるのにも似たような印象を受けてしまいましt。

  • 殺し屋に殺人の依頼があったが,予定の場所には頼まれた人以外の人が登場する。
    殺し屋が逃げる列車で不安に感じて下車したら,爆破事件がある。

    謎が謎を生む展開。裏切りがあったのに,同じ依頼人からの話に乗るところが不自然。
    総理大臣も出て来て,あわや社会派小説家とおもいきや,肩透かしをくらう。
    雑誌の連載を単行本にするときには,最後に少し補足説明があると嬉しいかも。

  • 予想外にスリリングで面白かったです。
    殺し屋の加藤は、ベンチャー企業の社長を殺すよう依頼されますが、手違いで社長が通っているクラブのママを殺害してしまいます。
    その後、依頼人が切符の手配をしたサンライズ出雲で逃亡。
    しかし、そのサンライズが爆発!加藤はなんとか難を逃れましたが、明らかに自分が狙われていて…

    謎の女が出てきたり、依頼人の意図がわからなかったりしながら、十津川警部サイドと加藤サイドが交錯していき、最後の最後にどんでん返し!
    「えー!?」と驚かされているうちに、ブツ切りで話がおわってしまい、呆気にとられてしまいました。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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