本当はエロかった昔の日本:古典文学で知る性愛あふれる日本人

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著者 : 大塚ひかり
  • 新潮社 (2015年11月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103350927

本当はエロかった昔の日本:古典文学で知る性愛あふれる日本人の感想・レビュー・書評

  • 教育勅語に代表される体制迎合優等生的な儒教道徳へのアンチテーゼとして読んだ。
    類書の『本当はひどかった〜』よりもこちらの方が面白かった。扱う題材がエロというだけで、数割増しで楽しくなる。やはりエロは偉大だ。
    日本人は歴史的に体制迎合優等生的な文化ではなく、性に対しておおらかな文化を持っていたんだなーと改めて気づく。民俗学の赤松センセみたいにフィールドワークでそれを示すのも面白く、また今回のように文学から示すのも面白い。
    エロいところも含めて、俺らの歴史。伝統を愛するとか日本を愛するというのは、ダメなとこも情けないとこも直視し、これも包摂して受け入れることに他ならないだろう。

  • 面白い! 第3章の源氏物語で古代歌謡が記載された「催馬楽(さいばら)」がベースにあって,当時の人たちはそれが頭にあることから,もろに記述しない話の中にエロを感じていたという解説は素晴らしい.そのような背景を踏まえて源氏を読むことが,本当の解釈になると思う."葵"の巻に亥の子餅(もちひ)が登場することを知り,興味深いかった.宿世(すくせ)という考え方で浮気を正当化する手法は現代にも通じる日本人の得意技だと感じた.

  • うわべの常識をひっくり返す小気味のいい著作

  • エロこそが日本の伝統だとわかった
    「世界に見せても恥ずかしくない日本」という日本人自身の意識が弾圧を招いたので
    そこには注意していかなければいけないと思った

  • よく”日本の伝統”を語る人にはぜひ読んでもらいたい。
    しかし、アイドルも二次元萌えも、ある意味とても日本の伝統に根差した”好み”なのだけれど、その DNA はどのようにして伝えられてきているのだろう。

  • タイトルはアレですが、古典文学から倫理観の変遷を辿る真面目な論考です。古事記の昔から今の「正しい」が生まれてこの先の未来まで、一気通貫で確認できます。学校で古典を勉強しているときに出会いたかった本。母系から父系へ移行するときの変化や、外の目を意識し出す時代と社会背景など、知っていた事象を新たに編み直される楽しさがあります。

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本当はエロかった昔の日本:古典文学で知る性愛あふれる日本人の作品紹介

日本男児はエロかった。大和撫子もエロかった。そしてエロいは偉かった! 兄と妹の近親姦から国が始まる『古事記』、若き日に義母を犯して子を産ませた光源氏が、老いては若い男に妻を寝取られるなど不倫の恋満載の『源氏物語』、実は弥次喜多は駆け落ちした男色カップルだった『東海道中膝栗毛』など。日本の古典文学に刻まれた「エロ大国ニッポン」の、パワーあふれる姿を余すところなくご紹介。

本当はエロかった昔の日本:古典文学で知る性愛あふれる日本人はこんな本です

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