酷: ハーシュ

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著者 : 前川裕
  • 新潮社 (2014年2月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103351917

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酷: ハーシュの感想・レビュー・書評

  • 前川裕『酷 ハーシュ』新潮社。

    実質的なデビュー作の『クリーピー』以来、ずっと読み続けている作家であるが、作品の出来にかなりの山谷があるように思う。本作は出来としては山の方なのだが、物語の世界を余りにも狭い範囲にまとめてしまったことが少し残念に思った。

    新婚夫婦を手斧で惨殺するという猟奇的な殺人事件を発端に次々と連鎖していく狂気…事件を捜査する刑事の手塚京介は少しずつ狂気の闇に飲み込まれていく。

  • 夫婦が手斧で殺害される凄惨な事件。
    登場人物みんな怪しく思えてきて、疑心暗鬼になっていく。犯人や関係者の心理に共感できず、薄気味悪さを感じ、ゾワゾワする。でも、先を読まずにはいられない。
    犯人が分かっても、気味の悪い・後味の悪い事件でした。。

  • 初めて前川さんの作品を読みました。

  • いろんな意味で「酷な」警察ミステリ。一部の伏線と結末にいささか不満は感じるのですが、それを補って余りある迫力がありました。「クリーピー」が映画化されましたが、本作も映像化されると良いな

  • 大筋は面白かった。
    細かいところで
    ・伏線が回収しきれてない(それ伏線じゃなかったんかーい!っていう回収のしかたかな?)
    ・色彩が多用されてるのに色味が感じられない
    ・読点が多すぎる
    辺りが気になった。
    なんかいまいち情景を思い描けなかった。

  • 久しぶりにこの手の残虐ものを読んだ気がする。
    嫌いじゃないな(^_^;)って思ってしまった。

  • 元来、読後感の悪い、ホラー調の読み物は苦手な性質なのだけれど、前川さんの作品はリーダビリティも手伝って、ついつい読んでしまう。今作も相変わらずの薄気味悪さ、スリリングな展開で一気読み。面白かった。
    ただ、人間関係が集中し過ぎていて、そこのところはちょっと不自然さを感じないでもないかな。あと、変態的な描写も読めないわけじゃないけど、ちょっと引く、、。

  • 2月-18。3.0点。
    20年前に発生した、新婚夫婦を手斧で惨殺した事件。
    類似事件が発生。キャリア刑事、20年前捜査した元刑事
    と主人公。捜査、軋轢などなどあり。
    相変わらず人間の狂気が、上手く描かれている。

  • すべてのシーンに手掛かりが散りばめられている点では読み進めやすくわかりやすい。一方、もう少々細かく登場人物たちの生活感を滲ませればより現実味を与える作品になったかもしれない。読者を撹乱させ想像を膨らませる「無駄さ」があってもよかった。

  • 前川さん3冊目・・・、クリ―ピーは面白いと思ったんだけどな。もう、新刊でても読まないかな。
    性的な部分が、なんだか気持ち悪い。服装の説明も。
    表現がおっさんくさくて、キャラと合わない感じ。

  • みんな怪しい・・・。
    うーん、最後にもう一つオチがあれば最高に
    なった気がするけど・・・。
    そこが残念★

  • とても分かりやすい丁寧な文章だった。登場人物少なく、本格ミステリーのような作品

  • 面白かったですが、罪のない人が死に過ぎ…
    途中から先も読めちゃいます。

  • 平塚京介は2年前に発生した事件の捜査に新たに加わることになった.夫婦が手斧で殺された事件だ.数年前に同様な事件があり、それとの関連を調べ始めた.今回の荻窪事件ではキャリアの上村が管理官として指揮をとっているが、古参の刑事とうまく行っていない.上村が失踪し、田園調布で同様の事件が発生.2つの事件の関連性を調べていると、高級な結婚式場が共通点として浮かび上がる.平塚は以前にお世話になった元警官の相良と接触を始めた.犯人は身近な人物だったが、後半での展開がテンポよく進み楽しく読めた.

  • 面白かったんだけど、伏線の張り方が荒っぽい。
    そして性的な匂いをわざとらしく振りまきすぎている。

  • 新婚夫婦連続殺人。しかも凶器が手斧。なんとも猟奇な雰囲気で幕を開けた物語は、ミステリとしてはオーソドックスながら、なかなか読めない展開。うーむ、誰も彼もが怪しい……。
    犯行の動機等を突き詰めていく過程は、異常心理ものとしてのぞくぞく感も感じられました。理解できるような、だけどやっぱり理解できない狂気の世界が魅力的です。

  • 文体や作品の雰囲気は重厚かつ硬質で悪くない。

    警察関係の登場人物間に個人的なつながりがあり過ぎる感があり、簡単に人を殺し過ぎる感じもする。

    犯人に意外性はない。個人的には2/3読んだところでわかってしまった。

  • 読み易い一冊。

  • 表紙の絵が残酷なミステリーを印象付ける。
    怖いお話し、苦手なワタシ・・・どうしようかと思いましたが、今日の本が他になく読み始める。・・・失礼ですよね、すみません(^_-)

    テレビドラマのようにすぐに、事件が!
    表紙絵の血のついた斧で殺人が起きるのに、怖がりなワタシが怖くない・・・想像力の欠如か?^^;

    テレビドラマや映画にする時は、どうするんだろう?
    本を読んでいて良かった ホッ、・・・

    一気に読みたい気にさせてくれるミステリー(^~^)
    良く書けてます。本日の読書、満足、マンゾク!
    映像化するときの、配役とか、残虐シーンのカモフラージュ度合いなど想像する楽しみもありました。

    4点なのは、ワタシでも犯人が分かってしまったことかな? 

  • 一気に読めて面白かったです。

    手斧を使った惨殺事件が、ある間隔をおいた後、立て続けに起き始めます。警察関係者さえ疑わなければいけない状況で、現場は相当パニックになったと思うんですが、主人公は悩みながらもどこか淡々としている印象でした。
    展開が早くて面白かったんですが、今一つキャラに入り込めなくて、星3つで。

    それと、百日紅。これだけは納得できない。何なんだ。。。。

  • 途中から犯人がわかってきたのと、登場人物達の
    キャラクターがいまいちピンとこなくて、クリーピーのような恐怖と
    衝撃があまり感じられなかったのが残念。

  • この作品を一言で表すなら『狂気』である。始終、血生臭いのでグロが好きな私には最高の作品だった。いろいろ交錯しているので注意深く読む事が必要。専門的な話が出てくるのでそのジャンルをかじっていると楽しめる。かなりグロテスクな作品なので苦手な方はかなり注意した方がいい。一つ気になったのがレズビアンではなく、レズという記述がちょくちょくあった事。レズビアンと記述もあったのでそちらで統一すべきではないだろうかと思った。セクシュアルマイノリティーに関してはやはり、デリケートな問題なので表記に関してはしっかりすべき。

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酷: ハーシュの作品紹介

壊れている、狂っている。何もかも……。歪な欲望が乱反射する戦慄の警察小説。新婚夫婦が惨殺された。凶器は手斧、意味不明の遺留品。血まみれの若妻は、結婚式場のパンフレットを犬のように咥えていた。難航する捜査に現場の不協和音が高まる中、密告がもたらされ捜査官が一人姿を消した……。連続する手斧殺人、禁断の執着愛、性的倒錯、もつれる謎。疑惑と推理の迷宮の果て、ついに真犯人が姿を現した!

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