忘却のレーテ

  • 76人登録
  • 2.87評価
    • (0)
    • (6)
    • (25)
    • (5)
    • (3)
  • 16レビュー
著者 : 法条遥
  • 新潮社 (2014年7月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103360315

忘却のレーテの感想・レビュー・書評

  • ラストを読めば納得だけど、実験シーンがかったるくてしょうがなかった。

  • 忘れる基準がわからない。一定期間の記憶を失うのはわかるけど特定の事柄だけの記憶をなくすって…。あ、でも催眠術のショーでその手のあるか。その言葉だけ出てこないみたいなの。

  • 読み終えた直後は「おぉすごい」と思ったのだけど。半日ほど時間をおいてみると細かいご都合主義が気になってくる。フィクションと割り切って結末だけを求める人ならいいけど、明日は我が身なスリルを期待しているならお勧めしない。

  • すっきりしない終わり方…でした。
    薬の製造理由や登場人物の心情などなんとなく理解は出来るけどこんなものなのか?と思ってしまうかんじで、感情移入は出来なかったです。
    でもこの理解出来ない心情が人間のシンプルな感情なのかもしれないなと思いました。

  • 一日だけの記憶をクリアにする薬レーテを開発した小野寺エリス.その実験に駆り出された笹木唯や数人が被る奇妙な体験の物語だが、なんとも妙な感じだ.唯は直前に父母が事故で死亡し、それがトラウマになり「死」に対して異常な反応を起こすようになった.最後に実験の背景やエリスがこの薬を開発した動機が語られるが、メビウスの輪を思い出した.

  • この作家さんはこういうの得意で上手だ。
    ぐるぐるしました。

  • 読んでいるととにかく違和感がつきまとう。読み終わるとそれが伏線であったことがわかる。すでに洋画で似たようなカラクリ(設定)の物語があったが、これはこれで良くできている。しかし違和感はそれだけではなく、やはり文章力にある。もともと同じ日が繰り返すという設定だけに同じ描写が繰り返されるのは仕方ないが、あまりにもそれが頻出するので飽きてくる。キャラもどれもあいまいだし、あまりに現実感が希薄すぎる。隔離された環境、一日ごとに失われる記憶、被験者の死亡、とつかみはいいだけにもう少し脚色がしっかり出来ていればスゴク面白くなっただろうに。これは映画化したらうまく脚本段階で着色できれば面白い一作になるだろうな。

  • エピローグで始まってプロローグで終わる。殺された菊池が物語の前半には登場しないのに後半には何事もなかったかのように再登場する。この時点で物語のトリックがわかるが、最後まで楽しめた。
    法条 遥は『バイロケーション』『リライト』に次いで3冊目。デビュー以来順調に出版されているので、割りと人気があるのだろう。読みやすくて面白いエンターテインメント。現実が現実感を失うという意味で、岡嶋二人の傑作『クラインの壷』を思い出した。

  • エピソード記憶を意図的に消す薬、という題材は面白いですし、トリックも、ラストになって「ああなるほど!」と思わせられました。
    しかし、逆に言えばそれだけです。
    「死」「記憶」という深いテーマを扱っているにもかかわらず、内容は薄く、「死」をおもちゃにしているような印象も受けました。
    忘却薬に関する科学的な説明も不十分ですし、何より終わり方に救いがありません。
    トリックをちりばめて、謎を解いて終わりです。
    娯楽読み物として、一読するにはそれでもいいのかもしれませんが、折角深いテーマを扱っているのにこれはある意味もったいないです。

    同作者の別作品を読んだ時も、読後感が悪いという印象を受けましたので、そういうタイプの作者さんなのでしょう。

  • 読めば読むほど混沌としてきて、これまた私の心理状態にベストマッチww
    私も記憶を消したいと思う時がある。

    ラストはきれいにまとまってて伏線回収もすっきり。
    博士の目的がやや安易すぎたが、彼女ぶれてない点はよい。

全16件中 1 - 16件を表示

忘却のレーテを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

忘却のレーテを本棚に「積読」で登録しているひと

忘却のレーテの作品紹介

ここは、どこ? どうして、私はここにいるの? ――「レーテ」。それは、何? 会った人、食べた物、殺人。「昨日」のすべてを忘れさせる記憶消去薬「レーテ」。実用化に向けて最後の実験が、開発者指揮のもと始まった。だが、集められた被験者たちは、ひとりまたひとりと……。スパイ、殺し屋、天才科学者。交錯する意図。その施設では、いったい何が起こっているのか? クローズド・サークル・サスペンス!

忘却のレーテはこんな本です

忘却のレーテのKindle版

ツイートする