メタモルフォシス

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著者 : 羽田圭介
  • 新潮社 (2014年7月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103361114

メタモルフォシスの感想・レビュー・書評

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  • 簡単に言ってしまえばM男の調教モノがふたつ入っている小説なのだけど、今まで読んだSM系の小説は内側ばかりに焦点が当たっていたのに対し、「メタモルフォシス」は内側の変化がしっかりと肉体、思考、判断力に反映されているのが素晴らしいと感じた。「トーキョーの調教」のほうはあまり見るべきでない側面を見てしまった感じがしてあまり好きにはなれなかったけれど、「メタモルフォシス」がまさにメタモルフォシスだったんで☆5.

  • SMの話
    最初の方面白いけど、だんだんグロすぎて気持ち悪くなるね。
    ただ、精神の描写というかなんというか色々おもろいね

  • 著者の芥川賞受賞作品を読んだのをきっかけに他の作品も読んでみたいと思い、読んだ次第。終始、SMクラブの世界を濃密に表現されていると感じた読後感。SMプレイに関しての事細かな文章で表現されているので、最初は痛々しくて躊躇うほどであったが、読み進めていくうちに、痛々しさに不快感は感じなくなり、痛めつけられることに快感を覚える性癖があることも、当人が良いと思うならアリだろうと感じる。奴隷と女王様との世界感、SMプレイによる男たちの新たな価値観、変態も一線を超えると逆に快感となってしまうだろう、新鮮味があった。

  • 「メタモルフォシス」と「トーキョー調教」二作が収められている。


    二編とも、SMに耽溺してゆくマゾヒストの男達が描かれているのだが、
    その苦痛な快楽に堕ちてゆく描写は、
    男達の仕事(金融やマスコミ)の中での隷従せざるおえないシステムや状況、人々をもうまく表している。

    単にSM小説では終わらない「マゾヒズム」を見る事が出来る一冊だった。

  • この人、テレビタレントとしては異色で素晴らしい道化を演じるのだけど、小説はやっぱり性に合いませんでしたわ。

  • 『変態めが。』で吹いた。

    面白いし、緊張感あるし、知らない世界を垣間見る事も出来る。

    ホントに Metamorphosis だし。

    「読書の楽しさってこういう事なんだよー!」
    って叫びたい感じ。


    芥川賞選考委員さまが推せない事はわかりきっているこの内容の本作を芥川賞候補に入れちゃう訳だよなー。

  • 表題作:メタモルフォシスは、余りにもハード過ぎて頂けない。
    何故これが、芥川賞候補になったのか理解不能。



    同掲作のトーキョーの調教。
    こちらは秀逸。共にSMがテーマだけどね。
     ・ポチ-サトウ-カトウ
     ・マナ女王様-タケウチアイコ
    中堅アナウンサーのカトウ。
    SMクラブのマナ女王。
    二人は意外なところで結び付く。



    (市図)

  • 無理・無理
    全く理解不能
    わからん

  • 作家の中村文則が「魔力的に面白い、普通じゃない人がたくさん出てくる、笑えるし、スリルがある」なんて言うから興味が湧き、図書館で借りました。

    この本の前情報は↑上記のみだったので、まさかSM小説(というジャンルがあるのかはわかりませんが)だったとは!!
    驚愕し、吐き気がし、読み切るのに本当に苦労しました(涙)

    マゾ仲間の死をきっかけに、快楽の頂点は「死」であるのかを突き詰めて考え&ハードプレイで実践することにより、逆説的に「生」を切望する自分に気づいていく、という、テーマも主題も明確でしっかりとしたお話です。

    が、マゾプレイがハードすぎて生理的に全く受け入れられず・・・
    ホント酷いの。吐くよ。
    ということで、本質は悪くないと思うけど☆を多くつける気にはなれませんでした。

  • 芥川賞候補作がSMプレイの話って。すっごく取材したんだろうなぁ。万人に受け入れられなくていい、あえてぶつけてみましたっていう反抗的な意志を感じます。

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メタモルフォシスの作品紹介

完全に奴隷の状態にならなければ見えてこない世界を見たい! SMクラブの女王様とのプレイを重ねるうちに、究極の快楽を求めるようになった男が見たものは何か? 表題作のほか、アナウンススクールの講師と生徒、奴隷と女王様、ふたつの世界が織りなす奇妙な交錯を描く「トーキョーの調教」。マゾヒズムの快楽に耽溺せずにはいられない男たちを描く中編二作を収める禁断の異色小説集。

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