掲載禁止

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著者 : 長江俊和
  • 新潮社 (2015年7月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103361725

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掲載禁止の感想・レビュー・書評

  • おもしろかったけど、ちょっとひねりがありすぎてくどい印象が。三作続けて読んだからかな。出版、放送、ときてパターンに慣れたのかも。

  • 怖いもの見たさ。そういう感覚があって意外と軽い気持ちから踏み込むと、そこから抜け出せなくなる恐ろしさ。

  • 短編5編あり各々面白いがワンパターンである。それでも引っかかるワタクシ。強いて言えば最初の2編の方が私的びっくり度が高かったが、後半に行くにしたがってまたこのパターンかーと思って疲れたからかも。

    【以下ネタバレ】
    『原罪SHOW』時間差系&違う人を同一人物と思わせる系叙述トリック
    『マンションサイコ』時間差系&違う人を同一人物と思わせる系叙述トリック
    『杜の囚人』被害者と思われる人と加害者と思われる人が逆
    『斯くして、完全犯罪は遂行された』被害者と思われる人と加害者と思われる人が逆
    『掲載禁止』被害者と思われる人と加害者と思われる人が逆

  • そこまでの衝撃ではないけど、このくらいのソフトイヤミスは面白かった。「マンションサイコ」のマンションはやだなぁ。「品格会」みたいなのも、実際にあったら嫌かも。いや、実際あったりして、みたいな。

  • 初めて読む作家。各話のオチが凝ってる。が、いまいち理解できない自分がいる。え、つまり…?みたいな。書き手が悪いのではなく読み手の問題だと思うんですけどね…(´・ω・`)

  • 放送禁止シリーズの続編。今回は短編集。
    どの話もどんでん返しがあって面白かった。中でも「原罪SHOW」が好みだった。欲を言えば、最後に各話が1つに繋がるような大きな仕掛けがほしかった。…って、本当はあるけど気づけてないだけだったりする…?

  • 短編集。
    長編「出版停止」に比べ、格段に面白かった。
    特に、死の瞬間を目撃できるツアーに潜入取材する「原罪SHOW」と、『品格を守る会』の会長を取材する「掲載禁止」はマスコミのスクーブを題材に、日本はここまできているのかと現実にありそうで肌寒くなる話。読んでて気分は良くなかったが、ミステリーとしてひねりが効いていた。
    他の短編はドンデン返し系で面白かった。
    (図書館)

  • 長江俊和さん、異色作家ですね。「出版禁止」(2014)に続き、「掲載禁止」(2015.7)を読みました。原罪SHOW、マンションサイコ、杜の囚人、斯くして完全犯罪は遂行された、掲載禁止の5話が収録されています。原罪SHOWは殺人見学ツアー、マンションサイコは恋人の生活を天井裏の覗き穴からじっと見つめる女性の話、掲載禁止は火のついた煙草のポイ捨て・迷惑駐車・ながらスマホ・車内で化粧など品格のない者に対する容赦のない制裁・・・。支離滅裂とも言えるラストも著者の狙いのひとつなんだと思います。

  • 短編集。
    表題作は「放送禁止」「出版禁止」っぽい雰囲気。
    ほかは歌野晶午の短編集的なトリックと後味の悪さ。

  • 怖さ…というよりゾゾゾとする気持ち悪さがある殺人作品。小説だからこそ出来る「これは誰の語りなのか?誰が本当の犯人なのか?」というどんでん返しが待っています。うーん…モヤっと感が募る。2016.1.15読了。

  • 人が死ぬ瞬間を見れるツアーのルポ、元恋人マンションに忍び住む女、別荘を訪れた奇妙な兄弟、エセ画家の元から逃げてきた元彼女との幸せな生活、日本の品格を守るためにマナー違反の人々を粛清する活動家のドキュメント。

    今回は小粒な短編集。わりとネタがわかりやすい話ばかりで、真相が明らかになると後味は悪いけどすっきりはした。

  • ネットで話題の殺人見学ツアーに潜入した情報番組の取材ディレクターは実際に殺人を目撃した。それを企画する人へと取材を試みる「原罪show」
    好きな男のマンショの屋根裏に潜んで生活する女「マンションサイコ」
    宗教儀式で命を落とした被害者の関係者が精神を犯された教祖に罪を認めさせるため事件現場で生活する「社の囚人」
    マインドコーントロールした女性に男と暮らさせ女性を殺す様に仕向け、それを支持した男もマインドコーントロールされていた「斯くして完全犯罪は遂行された」
    品格会という世直し会を取材する女性記者が恐怖の体験をする「掲載禁止」

  • 実際には起こり得ない陰惨な出来事にミステリーの仕掛けを施した短編集。前作『出版禁止』ほど難易度が高くないので読み易く、どれもゾッとする話で面白いです。
    お気に入りは【原罪SHOW】。「死の瞬間を目撃できるツアー」という題材がなかなかショッキング。ただ、仕掛けは一番平凡です。
    逆に【掲載禁止】は反転の畳み掛けが冴える良作ですが、ストーリーはやや面白みに欠けます。
    他の三作も力作ですが、オチがパターン化されていて予測し易いのが難点です。

  • 出版禁止のときのゾゾゾ感は薄れ、ミステリ色が強くなっている。
    叙述なので、これは誰目線?と結構冷静に頭を使ってしまうのだ。純粋に怖がるには物足りない。
    他レビューで見かけたが、確かに他の人でも書ける作品という感じ。著者らしさを求める。

  • どんでん返した回数が多ければ良いってものでも

  • 表題作を含む5つの短編集。どの作品も怖さが全面的に押し出されており、背筋が凍るような恐怖がある。死ぬ瞬間を目撃させたり、天井裏に人が潜んでいたりなどと恐ろしいものがズラズラ。自らが遭遇すると衝撃的過ぎて、ぶっ倒れる可能性が高い。フィクションとはいえ、結構リアリティーの高い作品となっている。

  • 全てが騙し合いの短編、しかも全て常軌を逸している。落ちも途中でわかってくるが二転三転少し捻り過ぎの感もある。ビデオカメラ、ネット、SNSがキーポイント。

  • 出版禁止のような長編かな?と思っていたら短編でした。だからかな?思ったよりはさらりとしていて、これで終わり?と言う感じでした。ラストはどれも「え?」って思う内容ですが、読後感はあまり良くない感じです。こんなにも悪い人ばかりでてくるってげんなりします。

  •  やりたいことは分かるのだがなんかくどすぎてすっきりとしない。
     
     短編がすべて一つにまとまる的を期待したのだがどうなのか

     期待せずに読めたらもっと良かったのかもしれない。

  • 騙されたが、
    こういう話は嫌いじゃない。

  • 図書館で借りた本。
    短編集。「原罪SHOW」人が死ぬところを見せるツアーがあると言う。取材のために潜入するが・・・。「マンションサイコ」ふられた男の屋根裏に住む女性の話。「杜の囚人」 カルト教団の話。「斯して、完全犯罪は遂行された」親友に寝とられた彼女が忘れられない男と、その彼女、そして洗脳の話。「掲載禁止」巷で有名な『品格を守る会』の会長、タナカと名乗る男を取材する。
    表題作は、よく分からなかった。読了後「え?なんで?誰?」ってなって。ネタバレを探したが見当たらず。もう少しじかんが経過すればネタバレも出てくるかな。それまで謎を抱えたままかぁ。

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    とびきりの謎、五連発、最凶の「禁止フェスティバル」開宴! しかも、切れ味は本格派! 熱狂的なカルトを生んだ深夜番組「放送禁止」。読書界の度肝を抜いた『出版禁止』。「禁止」界日本代表、長江俊和が放つ待望の最新作、いよいよ刊行! 人間が「死ぬ瞬間」を目撃させるツアー、歪んだ愛が誘う天井裏の悪魔、完全犯罪の遂行者だけが知る真実――。期待を裏切らない恐怖と驚愕がみっしり詰まった作品集!
    +++
    表題作のほか、「原罪SHOW」 「マンションサイコ」 「杜の囚人」 「斯して、完全犯罪は遂行された」
    +++

    それぞれ常識では考えづらいことが目の前で繰り広げられていて、おぞましさを禁じ得ないのだが、ラストで視点が変わると、がらりと様相を変え、さらに深みにはまっていく印象である。どれをとっても後味が悪い一冊である。

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掲載禁止の作品紹介

とびきりの謎、五連発、最凶の「禁止フェスティバル」開宴! しかも、切れ味は本格派! 熱狂的なカルトを生んだ深夜番組「放送禁止」。読書界の度肝を抜いた『出版禁止』。「禁止」界日本代表、長江俊和が放つ待望の最新作、いよいよ刊行! 人間が「死ぬ瞬間」を目撃させるツアー、歪んだ愛が誘う天井裏の悪魔、完全犯罪の遂行者だけが知る真実――。期待を裏切らない恐怖と驚愕がみっしり詰まった作品集!

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