- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103364719
作品紹介・あらすじ
40代までに何を学ぶか。50代からをどう生きるか。49歳での突然の左遷、55歳での子会社出向を平然と受け入れ、59歳でライフネット生命を起業したビジネス界の革命児が語る、悔いなく全力で仕事をするためのルール。「仕事は人生の3割」「人生は99パーセント失敗する」「部下はみんな変な人である」――。人間社会のリアルが分かれば、仕事も人生も、もっと楽しくなる。
感想・レビュー・書評
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ライフネットの出口さん。私はこういう人、好きですね。
それなりに参考になるとこもあるが
自分の経験で語っているだけなのでそれほど普遍的ではない。
以下、良かったフレーズ。
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人生を無駄にする三つの行動は
・済んだことに愚痴を言う
・人をうらやましいと思う
・人に良く思われたいと思う
仕事は人生の三割。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さらっと流し読み。
無敵の50代になるため、といいつつ、話があるべき20代論から入るところが冗長。わたしは47歳なので。
あるべき50代論を期待したが、彼の経験談が多いかな。。ま、人それぞれということで。 -
出口さんの本はどの本も、やさしく語られてるけれど、分厚い教養が背景にあるのを感じる。そして、目から鱗の斬新さをもってか私たちの目の曇りを晴らしてくれもする。
あの話し方や、インタビューなどでの問いへの対応の早さと、深さと、遠さは、身近な叔父さんのような佇まいのなかに尋常じゃないものを見てしまう。
今回この本で一番収穫になったのは
「何のために勉強するのか?」という問いに対する答え。
「ものごとを自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明できるようになるため。たったそれだけのために勉強するのです」
自分の欲がこの当たりまえの行程からズレてしまっていたことを深く考えた。 -
著者によると仕事は、人生の三割であるという。実際には、仕事のための休息に必要な時間も加えると五割を超えるウェイトを占めているのかもしれないが、仕事が人生の全てではないことは常に意識しておく必要があるだろう。
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30代、もがいて苦しんで、とにかく必死に這いつくばってみようと思った。
世界をどう変えたいか、世界経営計画のサブシステムを担うという考え方は腑に落ちる。
リベラルアーツが人の魅力を高めるという点は参考になる。海外赴任を控えているが、その地の宗教や文化等に思いを馳せることが大事だと強く感じた。 -
この本を読んで、私は学生感覚や幼い頃の価値観のまま仕事をしていたなぁと気づいた。少し気づくのが遅かった気がするが、これからは働く時の参考にしたい。
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NDC 159
人間社会の「リアル」がわかれば、仕事はもっと楽しくなる。20代、30代、40代。それぞれの世代に、ふさわしい働き方がある。49歳で左遷され、59歳で起業した著者だからこその突き抜けた仕事論!悔いなく全力で仕事をするためのルール。
目次
序章 人生は「悔いなし、遺産なし」
第1章 人間と人生をどう考えるか
第2章 仕事と人生の関係
第3章 二〇代の人に伝えたいこと
第4章 三〇代、四〇代のうちにやっておくべきこと
第5章 五〇代になったら何をするか
第6章 あなたが生きるこれから三〇年の世界
終章 世界経営計画のサブシステムを生きる -
尊敬する出口治明さんの著書。来年の社労士開業に向けて再読。日生副社長からライフネット生命を立ち上げ、崇高な精神と行動力を持ち、数字・ファクト・ロジックを大切にする出口さんの本は勉強になるし勇気をくれる。人生は99%失敗する、だからショックを受けている場合でない。うん、今日も頑張ろうと思える。
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著者のお仕事ノウハウを詰め込んだ一冊
とはいうものの、後半は仕事術というか、現代日本を嘆いた著者の持論が切々と語られている
そのため、タイトルに惹かれて購入すると、目的にマッチしないかもしれない
また、著者の違う書籍で見た内容もチラホラ見受けられた(こちらのほうが刊行が早いかもしれないが)