思い出トランプ

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著者 : 向田邦子
  • 新潮社 (1980年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103382010

思い出トランプの感想・レビュー・書評

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  • 2016/11/12 読了

  • 古きよき時代……とかつての生活を言うけれど、どこかで誰かが我慢してる「よき」だよなぁと思う。
    いつの時代にも、誰にでも、「 善し悪し」の両面は存在する。人って、いとおしいけどその分こわい。

  • 初めての向田邦子。
    短編で読みやすかった。
    人間の嫌な部分、だれもが持っているグレーな部分について、あたりまえのように冷静にさらっと描かれているので、こちらも当然のことと受け止めながら読み進める。人間の愚かで嫌な部分もストンと受け入れさせられる、静かだけど圧倒的な説得力がある潔い文章。ほほう。

  • 初めて読んだ向田作品。
    読みやすい短編集でした。

  • 切り取られる人生の断片。
    おすすめは「かわうそ」

  • 同じく「爆笑問題のススメ」で太田さんが紹介されていた作品です。短編集なので管理人のような向田作品初心者にも手軽に読めます。誰にでも起こりうる日常の中に潜む、人間の愚かさや怖さを淡々と静かに表現されています。向田邦子さんってほんまにすごい。

  • どれもいろんな人のいろんな胸のうちが表現されたさらりと読みながら深く感じられる作品でした。
     きっと人間観察にものすごい能力があったのだと思われます。中年夫婦がよく出てきますが、どれも多彩。印象的な感慨が苦々しく、あるいは哀愁を帯びた読み応えが残ります。後ろ暗い後味の悪さがじわじわと。サスペンスとしても味わえそうです。
     そう思わせる人物や設定、織り込む感情に鋭く力が発揮されています。

  •  向田さんの生み出した作品は
     なんというか、上質な感じがする。
     それは、彼女の暮らし方にも共通するものであったようで
     亡くなってからも、ぽつぽつと、その暮らしを回想する本を見かける。
     いちばん心に残っているのは、やはり「父の詫び状」。
     短編集を繰りながら、すごしてきた日々の思い出も
     繰らずには、いられない。

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