外交を喧嘩にした男 小泉外交2000日の真実

  • 新潮社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103390084

感想・レビュー・書評

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  • 小泉外交について書いてある。

  • 小泉さんだったら尖閣問題はどう対処しただろう?おそらく石原慎太郎を国家の敵くらいの勢いで晒し者にして貶めてた上で中国とも喧嘩したりして支持率をあげまくったんじゃなかろうか?いずれにしろ喧嘩上手な人だった。「政策より政局」って自分で言うくらいだもんなぁ。

  • 小泉元首相の北朝鮮電撃訪問に関する舞台裏など、ニュースや新聞からは得られないドラマが書かれていて面白い。小泉さんは、(外交に限らず)重要な政策課題に対して、正規(?)の官僚ルートを無視して独自のルートで取り組むことが多々あり、それが「官邸主導」として喝采を浴びた。ただ、彼の場合は、首相の権限と意思決定の仕組みを熟知し、官僚抜きで政策を決定させるための方法論を徹底的に研究していたからこそ、「官邸主導」がある程度機能したのである。たとえ官僚を無視しても、「首相の意向」で何でも実現できると勘違いしている(ように見える)菅首相の下では、「官邸主導」が機能しないのは当然である。

  •  内容は良く、外交の過程や政策者側の考えが良く分かる本。得に、北朝鮮との秘密交渉、日米間での微妙な調整の実態が描かれていて、面白い。日本の政策者が直面したあらゆる困難が丁寧に描かれていて、外交におけるジレンマと政策者側の努力が伝わる。
     ただ、本書では日本の視点への偏りが多少強く、交渉の全体像が見られる作品ではなかった。日本の政策者側のミスが見えにくく、流される傾向がある印象を受けた。それぞれの章の終わりに、短くても考察が述べられていればもっと面白かったかもしれない。

  • 読んでて楽しかった。折衝など新聞など表に出てこない外交が知れてとても良かった。

  • 読み始めたら一気です。

  • 読んでて楽しかった。折衝など新聞など表に出てこない外交が知れてとても良かった。

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