- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103390923
作品紹介・あらすじ
窒息寸前の日常から自分自身を解放した、奇跡のように美しい女たちの物語。病のため6歳の頃の体型のままで大人になった朔也の趣味は、素人女性のヌードを撮影すること。20代のフリーター、40代の介護士、そして対照的な30代の主婦二人……心を閉ざした女性たちが、人生を取り戻していく姿を鮮やかに描く。R―18文学賞受賞の『主婦病』で注目の著者による、日常と格闘するすべての人々への応援歌。
感想・レビュー・書評
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「成長ホルモン分泌不全性低身長症」と言う病により6歳の頃の体型のまま大人になった俳優の朔也が主人公、その朔也の趣味は素人女性のヌードを撮影することです。
朔也によって人生を取り戻していく4人の女性達が描かれていますが商品説明にある様な >日常と格闘するすべての人々への応援歌。 と言う印象は受けず、登場する女性たちは皆退廃的で、物憂げな感じを醸し出していました。
表紙もタイトルも好きで内容紹介も興味を惹かれ手に取りましたが、共感出来る部分が殆どなく、面白味に欠け物足りなさが残る作品でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全く面白くなかった
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「俺ね、去ってってもいいんだ。裏切られてもいい。その時その時、楽しませてくれたならいいやって思うことにしたの。楽しげに振る舞ってると、本当に楽しくなってくるよ」
(P.136) -
成長ホルモン分泌不全性低身長症という障害を持った男性に自分のハダカの写真を撮ってもらうことでトラウマやコンプレックスから解き放たれる女性達(男性の妻含む)の話。
感情やセリフが突拍子もなくて理解に苦しむし、無駄に複雑にしているようで何の得るものもない本だった。
恐らくこの作家さんの本はもう読まない。