消えない月

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著者 : 畑野智美
  • 新潮社 (2017年9月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103394822

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消えない月の感想・レビュー・書評

  • 久し振りにノンストップ一気読み。
    いや〜怖かった!人間の心理描写が気持ち悪いくらい緻密でほーんと怖かった!(泣)

    実際に自分がこんな目にあったら何ができるだろう?
    逃げても逃げても離れない月のような相手と、どうすれば永遠に離れることができるだろう?
    そんなことをずっと考えながら読み続けていたら、このラスト…。
    思わず本を一度閉じてしまった…

    この物語の評価は難しい。
    私も★の数悩んだけど、こんなに夢中になって読める本は平凡な本ではないと思い、★5。
    一読の価値は充分あるけど、でも正直、もう読みたくない本かも…
    この物語はただのフィクションではなく、現実の世界で今も誰かが抱えている消えない月の存在を、その恐怖を、読者に刻みつけてくるから

  • ストーカーの気持ちになってみれば、「ストーカーは決して悪者では無い。」ということは分かったのですが、やっぱり、それを全身で止めてくれる家族や友達が必要ってことでしょうか。
    とことん自分勝手で幸せ者のストーカーの気持ちが垣間見れた割には全然スッキリしませんでした・・・

  • 畑野さん3冊目。加害者と被害者、ふたつの視点から物語が展開して行く。ストーカー男の歪んだ思いと妄想。自己陶酔が気持ち悪い。最悪の男!!逃げ場がないぐらい追い詰められて行く被害者の悲劇。ストーカーの 思考がよくわかる内容だった。《図書館本》

  • パラっと読み始めたら、続きが気になって、どう収束するのかとハラハラして、一気読みでした。
    被害者女性からの視点と、ストーカーになった元彼の視点で語られるので、同じ物事に対してでも両者でこんなに捉え方が違うのかと驚きます。
    後味は悪いですねぇ…

    今までの畑野さんの作品とは違った雰囲気の作品ですが、何かやっぱり文章はしっかり畑野さんでした。
    次はまたほんわか系の畑野さんの作品が読みたいなぁ。

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消えない月の作品紹介

どうすれば、気持ちが伝わるのだろう? 出会ったことは、運命だったのか? この感情は、恋なのか、ストーカーなのか――。なぜ、さくらは、僕から離れようとするのだろう。どうして、松原さんは、別れてくれないの。婚約までした二人の関係は、はじめから狂っていたのかもしれない――。緊張感に満ちた文体で、加害者と被害者、ふたつの視点から「ストーカー」を描いた価値観を揺さぶる衝撃作。本から顔を上げた時、あなたは「愛」を信じられなくなる。

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